トニカクカワイイ第152話「GIFT」
前回千歳がきたのは、ナサに渡すものがあったから。
それは亡くなった時子さんの遺書。
マジメな出だしだと思ったら、時子さんは相変わらず、遺書でもふざけている。
それでも遺書の内容は古い友人でもあり、家族でもある、司にも聞いて欲しい。
司への言葉は、願いを叶えてあげることができなかったことへの謝罪。
確かに願いを叶えることはできなかったかもしれないけど、
月の石を手に入れたことは、確かな成果だと思う。
時子さんが出来なかったことを、次はナサが叶えてくれる。
時子さんより前の司の関係者はわからないので、どうというのはわからないけど、
司の願いを叶えるために、少しずつかもしれないけど、バトンが繋がってると思う。
遺書に同封されていたのは、ペンダント。
いや、正確には、石英ガラス。
このガラスの中に大量のデータが保存されている。
ちなみに石英ガラスへのデータ保存については、軽く調べてみても、
マイクロソフトや日立製作所が研究とか取り組みをしていますね。
日立が実用化をめざす、半永久的デジタルデータアーカイブ技術:社会イノベーション:日立
Microsoft、煮ても焼いても喪失しない石英ガラスデータ記録技術 ~映画「スーパーマン」の記録に成功 - PC Watch
データの読み方は、
データの読み出し時は、
ガラスを光が透過するときに作られる偏光画像のパターンを
機械学習アルゴリズムでデコードすることで実現している。
Microsoft、煮ても焼いても喪失しない石英ガラスデータ記録技術 ~映画「スーパーマン」の記録に成功 - PC Watchより
とのことなので、普通のパソコンでは当然読めない。
もしかしたら他の方法もあるかもしれないけど、深くは調べていない。
分かるのは簡単には石英ガラスの中のデータを取り出せないと言うこと。
一体、どんなデータが保存されているのか。
遺書には続きがあって、司にはお通夜とか葬式にはでなくていい、
泣かれるのも嫌だし、死に顔を見られるのも嫌だ。
代わりに遺灰を、年末に富士山に撒いて欲しいという願いがあった。
第xxx話での出来事ですね。
ナサへは司のことをよろしく。という言葉。
遺書は時子さんらしくふざけてるところもあったけど、
司への感謝や、ナサへのお願いなどいろいろな想い詰まっていた。
最後まで時子さんらしいと想う。
当面の目標は、石英ガラスのデータ取りだしかな。
それについては輝夜の力が必要になるだろうしなー。
そうなると、輝夜自身の存在についても触れていくことになるかな。