よふかしのうた 第72夜「夜守くんショック受けてんじゃん」

不純異性交遊ではないです。
でも、ナズナとリラの言葉と、リラの構図は明らかに不純異性交遊だな？
なんならニコも「終わったら声掛けて」だし、完全に何かが始まる前提の行動なんだよな。

その後も「校内で口内はどうなんだ」と、ナズナは盛り上がってるし、
ナズナを宥めるニコも「途中で止めて怒る気持ちもわかるけど」と、
わかってない。
いや、ニコの場合、わかっててからかっている可能性もあるか。

話は文芸部のことになった。
コウとリラがいた教室が文芸部の部室。
部室にはナズナの初めての人間の友達がいた。
そこにはナズナの過去がある。
だから、そこを調べたい。

すごくわかりやすい。

コウはナズナの初めての友達は自分じゃないの？と困惑してる。
それでもナズナの「コウくんには知って欲しい」で押し切られたまである。

文芸部はコウひとりで調べることになった。
ただそうなると、リラの相手をしないとイケない。

越後リラ。
恋多きメルヘンチックな女の子。
すぐに誰かを好きになって、クラスの大半の男子は一度リラと付き合ってる。
......すごいな。

でも、その交際は長くても一週間。
リラの感じだと彼女の中の物語と現実とのギャップが生まれて、
許容範囲越えるのが一週間ということなんだろうな。
あくまで自分の描いている物語として、進めたいんだろうし。

ニコから言われたのは、一週間リラと付き合ってほしい。
まためんどくさいことを。

コウは簡単にはそれを承諾できない。
まだ誰とも付き合ってないのに、一時的な対処とはいえ、
付き合えと言われても困るだろうし、
そもそもナズナと付き合いたいわけで......。

ナズナがとった行動は、付き合って即別れる。
これでコウとナズナは元カレと元カノ同士。
......ひどいもんだ。

コウはリラの地雷を一度踏んで、どうにかしようとした結果、
最善手として、リラと付き合うことになった。
これはコウにとってめんどくさい展開だろうけど、
そもそも最長と言われている一週間で終わる保証もないんじゃないかな。

リラと付き合いつつ、目的を達成できるのかなー。

よふかしのうた (6) (少年サンデーコミックス) (日本語) コミック 2021/1/18