それだけ突き動かす情熱はすごい。よふかしのうた 第67夜「クオリティーを聞いてるんじゃねぇよ!」 このエントリーをはてなブックマークに追加 それだけ突き動かす情熱はすごい。よふかしのうた 第67夜「クオリティーを聞いてるんじゃねぇよ!」

よふかしのうた 第67夜「クオリティーを聞いてるんじゃねぇよ!」

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前回までのあらすじ。
ミドリの私物はエルジーくんが回収してるから、
エルジーくんの弱点(私物)を探せ!

エルジーくんは自分の弱点を知ってるのに教えてくれない。
だからどうにかして聞き出そうとしている。

出てきた話が「三郎系ラーメン」を食べてること。
吸血鬼にしてはエルジーくんは太ってるらしい。
なんだてっきりその状態で眷属になったから維持されてるのかと思っていたよ。
本来吸血鬼は血以外を摂取する必要はない、なんなら食べたいとも思わないらしい。

なのに、エルジーくんは三郎系ラーメンを食べている。
なんで食べてるか。

それはただの習慣。

人間だった頃に、三郎系ラーメンを食べてたときの名残なんだろう。
食べる必要がなくても、習慣として三郎系ラーメンを食べている。

結果、エルジーくんは吸血鬼にしては太っている。

いや、その話はよくて、弱点はどこにいったよ。

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コウくんの予想はミドリ関連の何かが、エルジーくんの弱点。
エルジーくんはウソを吐いたりするときは目をそらす。
ということで、ミドリに関わるなにかを片っ端から挙げていけば、
いつかは正解に辿りつけるんじゃないか?

え、なにそのめんどくさいやつ。

やっぱりそう簡単には答えに辿りつけない。

ミドリがふいに思い出す「いつかは同人誌出してみたいと言ってたよね」。
目をそらすエルジーくん。
......それか。

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エルジーくんの弱点は、同人誌。
しかもミドリのえっちな同人誌。
もうなんかその情熱がスゴイよ。
マンガとかアニメでもなく、ある意味生ものであるミドリを題材にして、
えっちな同人誌を描くなんて。

エルジーくんの弱点である同人誌は在庫500冊。
それらは全て燃やされることになった。

まあ......なんだ......弱点わかって、
エルジーくんもミドリの弱点も処分できたんだからよかったんじゃないかな。


よふかしのうた (6) (少年サンデーコミックス) (日本語) コミック 2021/1/18