お高いお店は「いつか......」と想いを馳せるもの。 トニカクカワイイ第137話「うおォン、オレの胃袋は溶鉱炉」 このエントリーをはてなブックマークに追加 お高いお店は「いつか......」と想いを馳せるもの。 トニカクカワイイ第137話「うおォン、オレの胃袋は溶鉱炉」

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要から突然渡されたのは、商店街の景品で当てた3000円分の食事券。
なんでもナサは司を食事に連れて行ってないから、それを危惧してのこと。
ただナサの言い分としては、牛丼屋に連れて行ってるということ。

でも、要が言ってるのはそういうところじゃない。
ちょっとお高めなところに連れて行っているかということ。

要はいい子だな
なんだかんだ、ちゃんとナサにアドバイスをあげてる。

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大人の男は、高くて美味しいお店の情報を仕入れているらしい。
まじか。
そういうお店を知らないと、好きなあの子をゲットできないから!
と力説する要には説得力がある。

でもさー。
その高くて美味しいお店って、地位格差あるんじゃない?
都内近郊やそれに近いような地域であれば、
確かに高くて美味しいお店もあるだろう。
それを調べて、連れて行くというのはわかる。
けど、その手のお店からちょっと遠目な地域に住んでいたら、
そこに連れ出すまでが大変ではないか?

そんなことを考えたらダメか。

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いろいろと、要からアドバイスを貰ったナサは、司をお高いお店に誘ってみた。
司は、要になにか言われたなと、すぐに察した。
まあ、だいたいナサが普段と違うことを言い出したら、
要がなにか吹き込んだと考えるのが当たり前か。

司としてはナサが一緒であれば、牛丼屋でもいい。
ただ、お高い店に連れていってくれるなら、焼肉がいい。

......焼肉、お高いお店だと本当に恐ろしい金額ですが???


トニカクカワイイ(13): 少年サンデーコミックス (日本語) コミック 2020/10/16