あー、この人やばいひとだ。 よふかしのうた 第49夜「私の話、聞いてた?」 このエントリーをはてなブックマークに追加 あー、この人やばいひとだ。 よふかしのうた 第49夜「私の話、聞いてた?」

よふかしのうた 第49夜「私の話、聞いてた?」

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先週の終わりは、キクとコウが邂逅したところですね。
キクは、コウが吸血鬼に関わっていることを、
コウは、キクが吸血鬼であることに気が付いた。

コウとしてはキクが吸血鬼であることを友人であるマヒルが知っているかどうかが気になる。
もちろん、マヒルはそんなことをしらない。
知っていたら、鶯餡子に話を聞いたときに、
マヒルはもっと違う行動と言動をしていると思うし。

吸血鬼であることを問い詰めるコウに対して、
キクがとった行動は「まだマヒルくんには言わないで」という懇願。

コウと同じくてっきり「言ったら殺す」的な展開が待っていると思っていた。
キクはマヒルに対して吸血鬼であることを言う気はあるらしいが、
そのタイミングがわからない。
自分でいうから黙っていて欲しい。

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けど、コウはマヒルのことを思うなら、
今すぐでも自分が吸血鬼であることを言って欲しい。

で「私の話、聞いてた?」

正直、キクこわいわ。
絶対、この人やばい人だよ。
アングル含めて、もはやホラーだよ。
キクは自分のタイミングで、マヒルに言いたい。
それを邪魔するな。

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コウとキクが問答しているところに、マヒルが登場した。
で、キクはマヒルに自分が吸血鬼であることを打ち明けた。
あとから登場したマヒルにとって「コウがけしかけた」と分かるように
「コレで満足?」とコウに言葉を掛けた。
さらに、マヒルを眷属にするつもりがないから、自分が吸血鬼だとバレたら終わり。
そこまで。

立ち去ろうとするキクをマヒルが引き止める展開になったけど、
ここまでキクが思い描いてた展開。

キクはマヒルを眷属にするつもりがないなんてない。
むしろ眷属にしたい。
だからコウの行動も利用して、
マヒルの気持ちが自分に向かってちゃんと動き出すようにした。
彼がキクのことを好きだと言う自覚を持ったから、血を吸われたら眷属になるんだろう。
キクは「騙す」という意味ではとても吸血鬼なんだと思う。
このまますんなりとマヒルが眷属になるかどうかは別だと思うけど、
ラストの展開だと。、次回の頭には血を吸いそうだけどどうなるんだか。


よふかしのうた (4) (日本語) コミック 2020/8/18