ここではないどこかにいっても、戻ってきたい。トニカクカワイイ第113話「月と星の数式」 このエントリーをはてなブックマークに追加 ここではないどこかにいっても、戻ってきたい。トニカクカワイイ第113話「月と星の数式」

トニカクカワイイ第113話「月と星の数式」

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プログラムを教えているナサからすると、生徒達の理解度は壊滅的らしい。
簡単なテストで平均28点。中央値が15点、ということで基本的なことがわかっていない。という、報告を受けたのが東宮校長。

......東宮?
アナタは東宮姉か!
ハヤテのごとく!の東宮 康太郎の姉か!?
あれ?でも東宮くんの家系って、漫画家の家系じゃなかったか?
まあ、細かいことはいいか。

ナサは今後の学習を進める上で、成績管理システムを作った。
それにより、生徒ごとにどれくらい理解しているか、何が苦手かがわかる。
たまに思い出すけど、ナサは有能だな。
ナサが作ったシステムは、プログラムの授業だけでなく、他の授業にも使える。
......ホント、君は有能だな。

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東宮校長たちとの話の後に、とある教室が気になったナサ。
その教室の黒板には、数式がびっしりと書かれていた。
それは月への軌道を計算した数式。

しかもその数式から、それを書いた生徒が悩みを抱えてることもわかった。
その生徒――輝夜が書いた月への軌道を計算した数式。
それは月まで行って帰ってくる気がないもの。
だからナサは、地球に帰ってこれるように式を追加した。

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ナサが学校から戻ると、
いつものように司とイチャイチャが始まるのかと思ったら、
紅蛍が割り込んだ。

紅蛍が持ってきたのはお姫様=輝夜からの伝言。

「余計なお世話だ。バーカ」

輝夜はナサが足した数式を理解し、それに含まれたナサからのメッセージも受け取ったってことか。

この頭がいいキャラ同士が数式を通して会話しているのはいいな。
そろそろ輝夜とナサが出会ってもいい気がするんだよな。
出会うと、輝夜が抱えている何かを解決する展開になりそうな気もする。

さて、どうなるやら。


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