百鬼桜花は気が付かない。 トニカクカワイイ第94話「若い時の経験のつみ重ねで人は歪んでいく」 このエントリーをはてなブックマークに追加 百鬼桜花は気が付かない。 トニカクカワイイ第94話「若い時の経験のつみ重ねで人は歪んでいく」

トニカクカワイイ第94話「若い時の経験のつみ重ねで人は歪んでいく」

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百鬼さんはオシャレなカフェで勉強をしながら、鉄 日我知(くろがね ひがち)に
ナサが結婚したことと「誰かを好きになる気持ち」があったことを話題にしてた。
それを聞いた鉄くんは、百鬼さんにはそういう感情はないの?と聞いた。

もうこれでスグにわかったね。
これは鉄くんから百鬼さんへ好意が向いてるけど、百鬼さんが気づいてないやつだってね!
ちなみに百鬼さんには「誰かを好きになる気持ち」はないらしい。
鉄くんがとても苦労するやつだ。
百鬼さんは自分にないものは、他人にもないものだと思っているのか、
鉄くんに「君もないだろ?」と聞いてしまう。

ここで鉄くんは「いや、あるけど......」と答えた。
百鬼さんの質問をキッカケに、少しでも攻めに転じる気だな。

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百鬼さんが調べたところによると誰を好きになったりすると、
「オシャレなカフェ」に行きたくなるらしい。

なるほど。

鉄くんと百鬼さんの状況を整理すると、
「放課後」に「オシャレなカフェ」で「勉強」しているわけだ。
鉄くんが一緒に放課後、宿題やらない?と誘ったんだろう。

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百鬼さん調べによると特に難しいのが「キス」。
人を好きになると、その人と肉体的接触をしたくなるらしい。
当然、百鬼さんにはわからない。でも、鉄くんにはわかる。

じゃあ、実験だ!という感じで、百鬼さんは鉄くんの手を触った。
好きな人の手が触れていると想像したらドキドキするのかどうか。の実験。
なんなら「ちょっとわかんないな」って感じで両手で鉄くんの手を握る。

やめてあげて、鉄くんが可哀想だよ!

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百鬼さんは好きな人のイメージが沸かないから全然ダメだった。
その状況で「自分はドキドキした」と鉄くんが答えるわけにはいかないけど、
「もっと強い刺激なら! たとえばキスとか!」と打って出たけど、
キスはばっちぃと拒否された。
まあ......当たり前よな。
でも、鉄くんが百鬼さんの指にキスをするのは許してくれた。
なんだその状況は......。
鉄くんもそれにのせられて、指を咥えるのはどうかな。

きっとこの先何年する頃には、鉄くんの何かは立派に歪んでると思うよ。


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