だからって窓から放り出すことはなかったんじゃないか。よふかしのうた 第17夜「あんたにはよふかしをしてもらう」 このエントリーをはてなブックマークに追加 だからって窓から放り出すことはなかったんじゃないか。よふかしのうた 第17夜「あんたにはよふかしをしてもらう」

よふかしのうた 第17夜「あんたにはよふかしをしてもらう」

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ナズナから2000円の給料をもらえるということで、
白河さんの施術をすることになったコウ。
決して、ナズナのチューにつられたという理由ではない。
2000円が魅力的だったからだ。

マッサージをしながら、コウが中2であることに白河さんが驚いたけど、、
コウのやりたいことが「夜を楽しみ」であることには共感してもらえた。

車道のど真ん中を歩いたり、大きい声で歌ったり、そういう経験が白河さんにもあった。
白河さんが初めて夜中に外出したときは、
「自分だけの場所」という感覚だった。
それを白河さんは忘れていた。

夜に出歩く時の感覚っていうのは、
そのうち特別なことから当たり前のことになっていくから
初めてがどうだったかというのは忘れてしまう。

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話はコウがなんで学校に行かなくなったのかということに移っていく。
コウが不登校になった理由は簡単で「つまらなくなったから」。
それを聞いて白河さんは、自分も疲れてしまった。
それが添い寝屋に来るようになった理由。

仕事自体は好きだけど、
会社で仕事をする上で上司や同僚とのそれなりの関係を演じないといけない。
それが彼女のストレス。

でも、社会人。
会社に行きたくないと泣いても、上司からの呼び出しの電話がくれば対応しないといけない。

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上司の呼び出しにマッサージを中断して会社に行こうとすると白河さんを
全力で引き止めることにしたコウ。
様子を見に壁からにょきっと顔を出したナズナに、
頼んで白河さんを会社に行けないようにしてもらった。

結果、白河さん、窓から放り投げられた。

......雑だな。
というか、ナズナさん、ナチュラルに壁抜けとかぶっ込んでこないでくれるかな?

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