露出が多ければエロいわけじゃないんだって。よふかしのうた 第14夜「天才陽キャかな」 このエントリーをはてなブックマークに追加 露出が多ければエロいわけじゃないんだって。よふかしのうた 第14夜「天才陽キャかな」

よふかしのうた 第14夜「天才陽キャかな」

a

「なんか面白い遊びを考えろ」
ナズナさん、それは無茶ぶりにも程がある。
「なんか面白い話ない?」と言われると同じことだよ。
その結果、「そういえば......」と話し出したところで「つまんない」とか言われて、
理不尽さを感じるヤツだよ。
そんなことはさておき、毎日、同じ事ばかりしても飽きてしまう。

苦し紛れにコウが提案したのは「ナイトプール」。
......ナイトプールって、あれでしょ。
ウェイ系が集まる場所で、泳ぐわけでもなくインスタ映えな写真を撮ったり、
陽キャ男子がナンパしたりする場所でしょ?

ナズナ的には「ナイトプール」はアリだった。
というわけで、二人はナイトプールへ。

a

ナイトプールとはいえ、プールはプール。
つまりは水着ですよ。
コウからしたらナズナの水着が見れるんじゃないか?という期待もあるわけだ。
で、登場したナズナはTシャツを着てる。

水着じゃないじゃん!!!


このときばかりは、コウと気持ちがシンクロした。
でも、ちゃんとTシャツの下には水着を着ていた。
そりゃあ......そうだよな。
いつもより露出がすくないのにエロいのはなぜか?とコウは考えてるけど、
そもそも露出量=エロさじゃないんだよ。
そのあたりがコウはまだわかっていない。
見えてない方がエロいときもあるんだよ。

a

ナズナは顔が良いもんだから、
ナイトプールなんかで一人にさせておくとすぐナンパされる。
コウはその様子をみていたけど、ナンパ男の「友達になりたい」っていう言葉に反応して、
ナズナを男達の輪の中から連れ出して、ナイトプールを後にした。

ナズナと簡単に友達になろうとする連中が嫌だった。

つまりは、それは嫉妬ですね。
ちなみにナンパ男たちは
「女を一人にしてんじゃねぇっつうの」「心配させやがって」とか言ってたし、
なんなら最後は「ったくがんばれよ、少年!」と思ってくれるいい人たちでした。

a

ナズナはコウをからかったこともあったし、
偶然コウの学校の近くを通って、学校のプールをみつけたこともあって、
コウと一緒に空に飛んで、そのままプールへ落下。

ダイナミックにプールに入った方が、ナズナらしい。
イジワルをしたことをコウに謝って血を吸った。

結局、コウはなんでナズナと他の男が話していて、
「友達になりたい」というナンパ男の言葉が嫌だったのかとは理解していない。
彼が何をどう思ったのかは、血の味から相手の感情がわかるナズナなら、それが何をわかる。

そういえば、コミックス発売されたことで、「よふかしのうた」のPVができたんですね。

よふかしのうた (1) (少年サンデーコミックス)
コトヤマ
小学館 (2019-11-18)
売り上げランキング: 105