いろいろと混ざり合ったもの。 よふかしのうた 第13夜「休憩できるお店」 このエントリーをはてなブックマークに追加 いろいろと混ざり合ったもの。 よふかしのうた 第13夜「休憩できるお店」

よふかしのうた 第13夜「休憩できるお店」

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銭湯から出てきたナズナとバッタリしたこともあって、コウも銭湯でひとっ風呂。
風呂に入ったことが問題かというとそうではなくて、
ナズナが風呂上がりかつ髪型が違うことが問題だ。
そんな彼女を見ていたらドキドキしてしまう。

コウがいろいろと落ち着かないので、ナズナに血を吸ってもらうことにした。
血を吸われると、血が減ることで冷静になる、また自分自身がナズナに恋をしているかの確認ができる効果がある。
なので、見慣れないナズナを見て頭が落ち着かない状態を、解消できる。

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お腹が空いていたナズナの吸血行為は激しかった。
吸血は痛くて快感が伴うので、コウは「なるほどまぐわいだ」と理解した。
ナズナがだいぶ血を吸ってしまったので、コウがふらふらなので休憩することに。

ちょっと休憩したいなと思ったコウの目に飛び込んできてたのは休憩ができるお店!
......コウは気が付いてなかったけど、そこはいわゆる「ラブホ」です。
ナズナは気が付いていたけど、面白そうだから教えなかった。

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吸血行為はナズナの食事というのが強かったけど、
ナズナは血の味から相手が何を考えているのかがわかるらしい。
つまり血の味は、感情が揺れ具合で変わってくる。
コウの血の味が絶品なのは、彼の感情の混ざり具合がいいのだろう。

一方で血を吸われる側のコウは、喜怒哀楽の感情が行き着く先が「恋」なんだと理解した。
その考えは言われてみると、確かにそうかと納得できる。
喜怒哀楽どれか一つの感情だけで「恋」ってわけではないだろうし、
いろいろなものが混ざり合ってるものだろうね。

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