悠木碧 1st Orchestra Concert「レナトス」 このエントリーをはてなブックマークに追加 悠木碧 1st Orchestra Concert「レナトス」

ボイスサンプル[初回限定盤]

イベント名
悠木碧 1st Orchestra Concert「レナトス」

会場
東京芸術劇場

日時
2019/10/22(火)
昼の部 開場14:00 開演15:00
夜の部 開場18:00 開演19:00

出演者
悠木碧


セトリ


ランブリン ハンブリン
Fairy in the hurdy-gurdy
くれなゐ月見酒

死線上の華
ふわふわらびっと
帰る場所があるということ
永遠ラビリンス

Unbreakable
Counterattack of a wimp
Logicania distance

アンコール
ビロードの幕
夜の部のみ「 ハツジョウジカケラブゲーム」
Carve a Life
バナナチョモランマの乱(無修正版)

感想

悠木さんのオーケストラコンサートに参加してきました。
会場である東京芸術劇場に行くのは、2018年のプチミレのオーケストラコンサート以来でした。

悠木さんのオケコンをすごく楽しみにしていました。
私が悠木さんのファンになってから、悠木碧さんがソロアーティストとしてコンサートやライブをすることがなかったこと、
1度アーティスト活動を停止して、レーベル移籍してのリスタートし、そしてやっと待っていたソロとしてのコンサートでした。

まず、今回のオーケストラコンサートは円盤にはなりません。
これはすごく残念。
やはり、リスタートしてから初のソロコンサートなので、円盤を出してほしい。
それとともにあのオケコンの凄さを多くの人に触れて欲しかった。

で、オケコン自体。

なんというか、とてもすごかった。
曲自体がオケコン向けにアレンジされてるということもあるのだけど、こちらが受け取る情報量がとても多かった。
あれは生で体験しないとわからないものだと思う。

印象に残ったのが死線上の華、Counterattack of a wimp、Carve a Life、ビロードの幕。
特に死線上の華は曲を聴いているというよりも、一つの物語を叩き込まれてるというイメージでした。
オケコンでは悠木さんの「総員、傾注!」から始まったので、本当に何事かと思ってしまった。
そこから始まる「死線上の華」は、ダークファンタジー溢れるものなので、重々しい戦場の雰囲気が広がっていた。

もう一つ敢えて触れるなら「ビロードの幕」この曲は「帰る場所があるということ」のカップリング曲として収録されていて、
「帰る場所があるということ」が使われた「ピアノの森」の「阿字野 壮介」をイメージしている楽曲になる。この楽曲がオーケストラ演奏で表現されることの凄さはとてつもなかった。

また新曲の「Unbreakable」を一足先にフルで、しかもオケコンバージョンで聴くことができたのは有り難い限りです。
良い楽曲なので発売が楽しみになりました。

どんなセトリでも「帰る場所があるということ」がくればまとまるので、この「帰る場所があるということ」が終盤でくると思っていたのですが、
まさか中盤でこれが来たのでビックリでした。
その時点で今回は「バナナチョモランマの乱(無修正版)」で、最後をやる気だなというのはわかりましたね。

「バナナチョモランマの乱(無修正版)」は、会場中がIQが2になっていましたね。
たぶん、日本コロムビアさんも「バナナチョモランマの乱(無修正版)」がこんなことになるとは思っていなかったんじゃないかな。
東京芸術劇場の中心で「チョモランマ!」と叫んだ声優は悠木碧だけだと思います。
でも、この「バナナチョモランマの乱(無修正版)」は何も考えないで楽しむに限る楽曲です。
会場中が元気でした。


終わってみて思い返しても、本当に参加してよかったなと思えるオケコンでした。
オケコンアレンジになっていることもあるのですが、悠木さんの表現というのがすごくよかったです。
リスタート後のアルバム「ボイスサンプル」は、さまざまキャラクター(方向性)のアルバムです。
一貫性がないことが一貫性であるという具合。
今回のオケコンでは、悠木さんがさまざまキャラクターを演じ、オーケストラの演奏や会場、観客が合わさって、各楽曲を押し上げていた。
もちろん、その中心であるのは悠木さん。
あれだけの表現を出来るのは、声で演技をする「声優」だからです。


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