何度でも何度でも。トニカクカワイイ第80話「宵がかり」 このエントリーをはてなブックマークに追加 何度でも何度でも。トニカクカワイイ第80話「宵がかり」

トニカクカワイイ第80話「宵がかり」

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あらすじ欄が相変わらず自由だな。
描いていない先週の話の続きが登場するとは......。
描かれなかった本当の話の続きは、どこかで描かれることを期待しよう。

で、今回は夏祭りの話です。
夏祭りと言えば、浴衣。
というわけで、浴衣に着替えることにした司です。

着替えるから「あっち向いてて」と言われたナサからしたら、
着替えの音が聞こえるのである意味生殺し状態。
あまりにも気になるので、「やっぱり、見ちゃダメ?」と聞いてみた。

結果。

どうしてもというなら、見てもいいことになった。
司の着替えはその仕草自体がとても可愛らしかったので、
ナサはちょっとと言った割にはがっつり見ていた。

とりあえず、ナサはタンスの角に小指をぶつければいいと思う。

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夏祭りに来てみたら、夜店が結構出ていて、人も多くて賑わっていた。
司が、たこ焼きには異様なこだわりを見せたり、金魚すくい超得意だったり、と意外な一面を見れた。

ちなみにナサは、金魚すくいのポイを水に入れた瞬間に砕け散ったらしい。
......もう少し上手くやると思っていたよ。

今年の夏祭りを夫婦で楽しんだけどこの先、季節が巡ってまた夏がきても、
二人で何度も夏を楽しむことになる。
だって二人は夫婦だから。

今回の話のラスト2ページは結構好きなのだけど、
「何度でも」が繰り返し出てきているのが、ちょっと気になったりする。
司とナサは夫婦なのだから、年を重ねても夏だけじゃなくていろいろなことを
何度も楽しむことができるし、それはいいことだと思う。
でも、なんとなく今回のトニカクカワイイの中での「何度でも」は、
どこかネガティブというか、寂しさのようなものが感じられた。


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