きっとそれはヤキモチなんだよ。 よふかしのうた 第4夜「てかラインやってる?」 このエントリーをはてなブックマークに追加 きっとそれはヤキモチなんだよ。 よふかしのうた 第4夜「てかラインやってる?」

よふかしのうた 第4夜「てかラインやってる?」

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コウは夜になるとナズナに会うわけだけど、
特別待ち合わせ場所や時間を決めているわけではない。
......それは若干、難易度高くない?
もう少し親しくなれば、なんとなくこの辺にいそうとかアタリもつくだろうけどさ。

コウは、ナズナを見つけるまでの時間、深夜の駅前をみて、
昼間との印象の違いを感じている。

同じ場所でも昼と夜では、印象が違うこともあるし、
賑わい方も違ってくるわけですよ。

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やっと出会えたナズナは、適当に血を吸えそうなやつを探していたということ。
吸血鬼にとって、吸血は食事なわけだから、毎回、コウから血を吸わないといけないわけではない。
ナズナに言わせれば、「米やパンを食うだろ? それだけのことじゃなんか」ということ。

いくらコウの血が美味しいとはいえ、毎回血を吸うと飽きるんじゃない?
たまには違うモノを食べたくなることもあるわけだし。

一方で、吸血は性的な側面もあるので、他の誰かの血を吸うというのは、
ナズナの言葉を借りれば、他の誰かと「まぐわう」ということになるわけだ。

それはそれとして、毎回、ナズナを捜し回るのも面倒なので、連絡先の交換を提案。
で、ナズナは一度だけ言ってみたいセリフがあった。

「てか、ラインやってる?」

ナンパの常套句ですかね......。
そんなに言ってみたいかなー。
ちなみに、ナズナもコウもラインはやってない。
あとナズナが持っている携帯電話は、とても大きいので、持ち歩きたくない。

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ナズナは家に着いたら寝る気ですよ。
寝る前にコウの血を吸おうとしたけど、コウは拒否。
コウからしたら、「血を吸えれば誰でもいいんでしょ」の気持ちですよ。

実は、適当に血を吸えそうなやつを探していたといってたけど、
ナズナもコウのことを探してた。
そういったら、コウも血を吸わせてくれた。
あれ、コウは、チョロい?


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