数式一つにも人類の歴史があるんだよ。トニカクカワイイ第64話「頼りになるなぁ」 このエントリーをはてなブックマークに追加 数式一つにも人類の歴史があるんだよ。トニカクカワイイ第64話「頼りになるなぁ」

トニカクカワイイ第64話「頼りになるなぁ」

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司が思う、ナサの頼りになるところはいくつかある。
例えば、人が困ってる時に手を貸してくれて、助けるところ。

要が掃除機が壊れて「直せる?」と言われて、直してしまう。
別に直せたことを自慢するわけでもない。

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別のことだと、期末テストを控えた綾姉さんに勉強を教えるときのこと。
......まあ、ナサが中卒で綾姉さんが高校生ということはおいておくとしてだ。
綾姉の成績は赤点を越えることができないぐらい。
どうやって勉強を教えるかというと、まずはナサが一日一枚問題を作って
それをやって暗記するまでやるだけ。

ナサは綾姉が勉強してる範囲ならわかるということもあるけど、
過去の統計データと試験問題を作った人の心理を読んで、予測の精度を上げている。

言うのは簡単だけど、大変じゃね?

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数式は記号の羅列ではなく、先人達の知恵の結晶。
そういう風に考えたことはなかったけど、
確かにいろいろなことを発見してきた人たちがいて、
それを数式で表現してくれているから、あとの人たちが助けられているんだよなー。

ナサはこうやって先人たちへの感謝や敬意を忘れないところも、
司が思うかっこよさの一つである。


......なに、ナサくん、どんだけ人ができてるの?というのが感想ですよ。

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