キングオブアイドル Song49「波間の総決算!! フレッシュメイツ・サマーコンサート!③」
サマーコンサート編というか、1学期編が今回で終わり。
前回のラストで未来と飛鳥が遅刻してきたわけだけど、
問題は歌えるのかどうか。
キサラは「理由はどうであれ遅刻したからダメ!」といってて、
まほろはそうだよねーといいながら歌いたいオーラ全開。
けど、瀬奈は「歌と遅刻は別の話」「歌が全て」という主張し、
佳島先生からはNG判断もなかったので、まほろがステージに立つことに。
まほろはオブジェクトアッセンブリーを作りながらも、
観客一人一人にハート型のオブジェクトを出現させた。
能力だけみるとかなりチートの類なんだよなー。
サマーコンサートの1組vs2組は、まほろの活躍もあって1組の勝利で終わった。
今回のラストで、まほろの正体を知っていそうな男性キャラが出てきたけど、
それがまほろにどういう影響を与えるんだろうな。
ここまでで1学期編というか大きな区切りがついた。
2週間休んでから二学期編がスタートする。
2学期編は、ジェミニの武道家コンサートが大きな山場になるのかな。
サマーコンサート編?というか、
キサラ編からサマーコンサート編に至るまでの話までを
振り返ると、まほろがオブジェクトやオブジェクトアセンブリーを成功させるまでの
ところは成長が表現されていたのかもしれない。
でも、根っこのところのまほろのスペックが高いからなのか、成長だったのかは
あまり印象にはない。
コミックスを読み返してみたらまた変わりそうな気はするが。
キサラ編、瞳編、未来編とやってきたけど、
その総決算で、まほろがサマーコンサートのステージに立つなにかになったとは
思えなかった。
今回の話の中で、
「みんな心に熱い気持ちがあって、夢を実現するためにこのステージに立ってる」
というモノローグがあるけど、そう思うには薄味だったかな。
なんでその薄味になったんだろう?と考えると、
作内に登場する楽曲が1つもわからないことが大きいんじゃないかな。
きっと作者の若木先生の頭の中には、イメージがあるんだろうけど、
読み手側にはそこまで伝わってこないので、
作者の想定している山場の高さと、読者が得た山場の高さのギャップが大きいのかな。
わりと好きな作品なだけに読んでいて、ずっとこの物足りなさがついてまわるのが残念。
キングオブアイドルは、アニメ化したらすごく化ける作品だと1,2話のころから思ってる。
オブジェクト、オブジェクトアセンブリーによるライブ演出、
今まで不明だった楽曲がどんなものかわかる、
それでやっとキングオブアイドルがどんな作品なのかわかるんじゃないかな。
とりあえず、サマーコンサート編終わるまでは感想記事やるかと思っていたので、
2学期編の感想は、2学期編の1話を読んでから考えるかな。
数話様子見をするかもしれません。
キング・オブ・アイドル 4 (少年サンデーコミックス) | |
若木 民喜 小学館 2018-05-18 売り上げランキング : 5754 Amazonで詳しく見るby G-Tools |