誰かに届けたい声がある。それが声優!2017 Final 君に届くように このエントリーをはてなブックマークに追加 誰かに届けたい声がある。それが声優!2017 Final 君に届くように

はじめまして。」のC92の最新巻で
最終巻「それが声優!2017 Final 君に届くように」です。

委託通販でCD付き限定版があるので、
もし買うならば、限定版をお薦めする。
イヤホンズが歌う「応援歌!」を聴きながら、エピローグを読むべきですよ。

さて、前回のラストでは、ヒナタが「声優やめたい」という衝撃な引きで終わりました。
そこからあっという間に、ヒナタの休業が決まり、キャストの代役、イベントの中止と続いていく。

実際、人気の声優さんが療養のために休業されることがあります。
最近だと藤原啓治さんや種田梨沙さんが印象的です。
休業となると、ヒナタのようにイベントへの出演中止はもちろんですが、
キャストの代役が誰になるのかというのもある。
人気キャラクター、シリーズ物で続編決定、キャスト発表されていたもの交代など、
影響は大きいですね。

双葉が叫んでいたように
「第一線で居続けるようことが難しく」そして「代わりがいない職業」
だと思っています。

でも、代わりはいます。
何事にも代わりはいます。
もちろん、xxさんじゃないと!という人もいます。

xxさんの声好きだったけど、代役の○○さんもいいなー。

となる人はいます。

声優という職業は、代わりはいくらでもいるけれど、
「自分にしか出来ない演技、声を届ける」ものだと思います。

ヒナタの休業を受けて、強い決意を固めた双葉の声と想いは、きっとヒナタに届いたのではないかな。

それが声優!1巻で双葉が声優になった理由を
「自分の夢の中で、一番むずかしい職業にチャレンジしよう」
といっていた。
声優になった理由は確かにそれだったと思う。
けど、声優がどういう職業なのかというの答えを双葉が得られたと思います。

双葉のオーディションシーンからラストまでは本当によかった。
一度読んで、二回目は「応援歌!」を聴きながら読んで、さらにもう一度読んで、
それで「良かった」と思えました。
贅沢をいうなら、このラストを90-120分の劇場映画で観てみたいです。

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あさのますみ・畑健二郎のサークル「はじめまして。」
それが声優!2017 Final 君に届くように【限定版】 | あさのますみ・畑健二郎のサークル「はじめまして。」