すべて、愛だった。 ハヤテのごとく! 第565話「誰かが君を愛してる」 このエントリーをはてなブックマークに追加 すべて、愛だった。 ハヤテのごとく! 第565話「誰かが君を愛してる」

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ハヤテのごとく! 第565話「誰かが君を愛してる」

元々12月24日は王族の庭城は崩壊するという話でした。
作内日付も12月24日。
つまり、王族の庭城の崩壊です。
それがはじまった。
あと30分で崩れてしまう。
けれど、まだまだハヤテは目を醒まさない。

西沢さんのifルート進行中の夢を見ている。
あの日、ナギではなく、西沢さんに出会っていたらどうなっていたのか。

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潮見高校のクラスメイトとクリスマスパーティーをやって、
その帰りに西沢さんに告白して、何かが始まっていたのかも知れない。

ハヤテからの告白は、西沢さん自身も待ち望んでいたもの。
彼に想いを伝えて、振り向いてほしくて一年間がんばってきた。
それが、あの日出会っていたら?という、もしもの世界ではこんなにも簡単に手に入る。

でも、じゃあ、西沢さんの一年はなんだったんだろう?
意味が無かったんだろうか?

hayate565-002.jpg

西沢さんはハヤテのことを好きだ。
でも、それは、もしもの世界のハヤテとは違う。
うまく文章にできないけど、ナギと出会ったハヤテなんだろうな。
このハヤテの告白を受け取ったら、自分の一年も、ハヤテの一年も否定してしまうんだろう。

「たとえ間違った出会い方でも、全力で挑んだこの一年に、間違いなんてなかったでしょ?」

この言葉を西沢さんがいうのは重いし、これを言えるのはやっぱり西沢さんだけだと思う。
ハヤテの背中を押す形で、西沢さんは自分の恋を終わらせた。

西沢さん......お疲れ様でした。

この12年、何十回、何百回
どれだけこの話を
イメージしたか分かりません。

正直こんだけ
イメージできてた話だし、
ラストの部分に至っては
12年前にネームだって
描いてましたから
描くのは簡単かなと
思っておりました。
サンデーまんが家BACKSTAGE|畑 健二郎 Vol.430より

BSにもありますけど、2012年にお話をお伺いした時にも、
連載前ぐらいから西沢さんのラストシーンのイメージがあって
そこだけは鮮明にあるからネームを書いておこうとおもって書いてあるということを聞きました。
それもあったり、西沢さんのキャラクターもあって、この西沢さんルートのラストとも言える話は胸に来るものがありました。

さて、西沢さんに背中を押されたハヤテは、やっと目を醒ました。
ヒスイは相変わらず無茶苦茶なんだけど、彼女の相手は伊澄が引き受けることに。
幼なじみ同士だしね、思いっきりケンカしたらいいと思う。

ナギと王族の力がある扉の向こうにいたのは

hayate565-003.jpg

マリアさん。

ナギが願った世界のマリアさん。
ある意味ラストボスといってもいいマリアさん。
彼女を攻略しないと、ナギをどうにもできない。
それは次週。

さあ、あと3話!!!

マリアさんをどうにかして、ナギをどうにかして、王族の庭城から脱出......。
できれば若干のエピローグでしょうかね......。
今回の564話はここ数話の中で一番濃い話でした。
それは西沢さんのエピソードがあったからだろうな。

バックステージによれば、最終話までのネームは終わっていて残りは作画ということ。
残り3話。
Daisy!!のときもそうだったけど、終わるなーという実感がまた押し寄せてきた。


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