ハヤテのごとく第537話「Last regrets」

マリアさんにフラグを立てようと思ったら、逆にハヤテから告白しそうになる始末。
ナギのために探している最高のチョコレートは駄菓子屋では見つからず、
他の店にも行ってみるが見つからない。

マリアさんをドキドキさせようと思って、手を握ろうと考えたけど「セクハラか」？と考えて、
やめたのにむしろマリアさんに手を握られるし、チョコの試食では「あーん」とされるし、完全にマリアさんに振り回されている。

行動でダメなら思い出を使おう。
そう考えて、二人が初めて出会った場所である「負け犬公園」へきた。
この場所で出会って、10ヶ月。
いろいろあった。
マリアさん視点で言えば、
ハヤテがお風呂に入ってきたり、
屋敷を壊されてたり、
その他にもセクハラ多数。

それでもハヤテが来たからの毎日はマリアさんにとって楽しいものだった。

ハヤテが思い出に訴える作戦を取った効果か、
場の流れが変わって、空気もシリアスになった

ずっと伝えたかったことがあるの。
とても大切な話。

ここまでくればハヤテが告白か！？と身構えるのもわかる。
告白は告白でも、愛の告白ではない。

「私、メイドを辞めようと思うの......」

マリアさんの抱えていた悩み。
ハヤテからしたら完全な不意打ち。

マリアさんにとってそれは前からあった考えだろう。
ハヤテのごとく！424話「特別な何か」で、
漫画を投げだそうとしたナギを奮い立たせたのはマリアさんではなく千桜だった。
これまでマリアさんの役割だったはずの母親のようなものは不要となってきた。
10ヶ月の間にナギが少しずつ成長してきて、これまでナギとお屋敷という閉鎖空間にいたマリアさんは彼女の成長とともに役目を失い始めていた。
成長するナギをみて自分は不要だと思ったんだろうな。

さて、完全に予想外な告白をされたハヤテはどうするのかな。
マリアさんの決意はおそらく固い。
ナギが頼んでもきっと考えを変えないだろう。

ホント、どうするんだ......。

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