ハヤテのごとく第524話「キスオブマーダー」

初柴ヒスイ。
ナギの友人、ナギがいなければ三千院家の筆頭跡継ぎ、そして欲しいものを手に入れるまで止まらない人間。

先週の引きから気になってしょうが無いのが、顔の傷。
一体何があれば、そんな傷を負うんだよ......。

ナギがいなければ、筆頭跡継ぎだろうと言われる彼女だけど、
帝は彼女だけには遺産を相続させる気はない。
強欲すぎる彼女に力を持たせるわけにはいかないと帝は考えている。

相続させる気はない。と言われて、ヒスイがすんなり引き下がるわけもなく、
それどころか、

今、この場で死ね。

と斬りかかる始末。
......この子怖いわ......。
仮にも子供が、いきなり死ね！！！っと本気で斬りかかるってどういうことなんだよ。
ハヤテがヒスイの剣を受けなかったら、帝はホントに殺されていただろう。

三世院家の遺産は、多岐にわたる分野に影響を与えることができる。
自己の欲に忠実な初柴ヒスイに渡れば、それはいずれ世界の脅威になる。
たかが遺産だけど、三世院家の遺産は社会的に絶大な影響を与えることができるんだから、
使い方や方向を間違えれば、世界にどんな影響を与えるのかは想像できる。

ラスボスというか、本当にこの子はまずい。

ハヤテがヒスイに抱いた印象は、
お金のためなら何でもやる。
つまり、自分が欲しいと思っているものを手に入れるためなら
なんでもやる。
そういう側の人間だということ。

「なんでもやる」、それには危険なことも、人にとって害を与えることも含まれてるだろう。
そんな脅威からナギを守らなければとハヤテは決意した。

けど、その一方でナギとハヤテの間にある爆弾もまずいんだよな。
ナギの作ったネームもそうだし、導火線の火は着実に進んでるんだよな......。

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