金庭先生による解説 ハヤテのごとく! 第504話「それは友情の話」 このエントリーをはてなブックマークに追加 金庭先生による解説 ハヤテのごとく! 第504話「それは友情の話」

ハヤテのごとく! 第504話「それは友情の話」

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金庭による状況整理の回です。
正直かなり、状況整理されてこれまで不明だったことが明示された形になりました。

金庭の口から王族の力を持ち出したのは、紫子であると出てきた。
それを三千院帝はありえないと思っていた。
なぜか?
王族の力が持ち出されたとする十年前において
紫子が王族の庭城に入るとしても、呪われていない王玉は帝がハヤテに渡したものだけのはず。
他にない。

けど、そもそも前提が間違っていた。
紫子たちがミコノス島で王玉を見つけた時「9個」を見つけたといっていたが、
実は「12個」全てを見つけていた。
3個は、三千院紫子、鷺ノ宮初穂、橘美琴の三人で絆の石として持つことにした。

この三個の石があれば、紫子は王族の庭城へいける。
紫子が王族の庭城にいく場面が書かれたときは、そもそも王玉もなしに王族の力に導かれるように王族の庭城へ辿りつけたのかと思ったけど、そうではなかったということになる。

時系列でいえば、
・ムラサキノヤカタにあった王族の力を姫神が使用 このとき紫子が持っていた石を使った。
・王族の力は使用されたことで、王族の庭城へ還る。
・三千院帝が宝物庫の地下で石版を見る。このとき、姫神くんも一緒にいた。
・フリギア文字を読むために、マリアさんを育てた。
・アテネは父親が亡くなり、その後の遺産相続問題で負の感情の爆発が起って王族の庭城への道を開いた。
・アテネは王族の庭城に入れたけど、帝は入ることができず七つの石が呪われた。
・ハヤテが王族の庭城に辿りつく。
・イクサが紫子を助ける。
・王族の庭城へ紫子が辿り着く(このとき使用したのは初穂の石)
・紫子が王族の力を手に入れた。
・再び王族の力は使われて、王族の庭城へ戻った(→おおざっぱにいうとイマココ

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王玉に焦点を当てると、作内時間において呪われていない王玉は五つ。
・橘美琴が所有しているもの。
・アテネがマキナに託したもの。
・金庭が持っている王玉
・ナギがよくわからん女からもらったといっている王玉二つ。

とまあ、王族の庭城関係や王玉関係についてかなり状況整理された。
......そもそも金庭どうやってここまでの状況を知ったんだ?
かなり周辺事情や膨大な情報を元に状況整理しないと辿りつけない気もするんだけど。


さて、こうなってくると、もうちょっと気になるのが
・姫神と紫子は、何に王族の力のか。
・なぜ紫子は王族の力に導かれたのか。
というところ。

なんとなく紫子は、ナギの為に王族の力を使っている気がするんだよな。
たぶん自分が長くないことを知っていたか悟っていて、ナギに何かをしてあげたかったんじゃないかな。
そうすると、下田編やRADICALDREAMERの不思議な出来事の辻褄が合う。

さて、次週9月2日発売のサンデーでは畑先生の新作
「アド アストラ ペル アスペラ」が始まります。
未来まで三万光年。
時間単位ではなく距離単位である、光年が使われいるのがなぜなのか?
どういう話なのかというのはまだ不明だけれど楽しみだ。


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