ハヤテのごとく！ CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU　第十二夜

黒椿の中にいるハヤテ、またなぜかタヌキがいる。
永遠回路黒椿......それが名前か。
黒椿の効果としてもう一つあるのが、時計の針が8の上で揃えば、
奇蹟が起こる。しかし、実際は針が揃うことはない。
揃うには条件がある。
黒椿の中にある魂が、黒椿の中で女装して歌を歌う必要がある。
そうすれば、自分の魂を代価にして、黒椿の所有者に幸運を与える。

つまり自身を犠牲にして、誰かに幸運を与える覚悟が必要だ。

時計の外では、絶賛ラストバトルとルカのLIVE中。
そういえば、ルリがどうしてドリーのことを「お母様」と呼ぶのか。
これについては、砂漠に捨てられていたルリを、ドリーが拾ってくれ育ててくれたから。
ドリーはまだ黒椿の中に、自分の愛しい人がいるとおもってる。
聖域に戻らないと身体が持たないのに、シドウの声も届かない。
......シドウはあまり良いところがないな。
ホントにドリーが止まらない。
ナギとハヤテ(ナギ父)、雪路とヒナギクはヘリに乗ってこの場を逃げる事になる。
しかし、そう簡単にはいかない。
あー、つまりどこかのタイミングで黒椿を使ってハヤテとナギ父を再度入れ替えて、
ナギ父が黒椿の中で、女装で歌うのか？

そんなこと考えてたら、やっぱりナギ父が自分に黒椿を突き刺した。
それは黒椿の中に、ドリーの愛しい人が入っていないことを証明するため。
ナギ父は初めてビジュアルみたけど、格好いいな。
ハヤテとナギ父が入れ替わるが、ドリーはまだ認めたくないらしい。
そりゃあ、盲目的にここまで来たわけだしな。
ドリーが現実を見始めたことで、ドリーの身体が限界を迎える。
戦いの場でもあったため、ナギとハヤテも逃げ場がなくなっていく。
でも、奇蹟を信じて、空へ身を投げる。
ナギが必死にハヤテに告白したけど、その告白をハヤテはどう受け止めたんだろうな。
二人を助けるために、ナギ父は自分の魂がなくなることを覚悟して
黒椿の中で歌った。確かに奇蹟は起こったけど、
ナギ父と紫子が、黒椿の中で再会できたのが最高の奇蹟だな。
瀕死のドリーに、ナギが最後の言葉を。
それはナギ父がなくなるときの言葉、つまりドリーの愛しい王がなくなるときの言葉。
ドリー愛してる。
一応、王様もドリーのことを愛していたのだな。

というわけで、ハヤテのごとく！三期アニメ終わり。
うーーん。できたら総括はやりたいけど、全話見終えた段階での感想は、
90から120分の映画として観たいというところかな。
畑先生が関わっているということもあって、長編構成が漫画ハヤテと同じ雰囲気なところがあって、
本編が動き出すまでに時間が掛かるところがある。
それを考えてもやっぱりもっと短い時間に圧縮できたら、一気に観れる気がするんだよなー。
でも、この三期は三期でアニメとしてみると、これまで一期、二期よりも楽しめた。
ともあれ、お疲れ様でした。

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