17~20巻
THE END OF THE WORLD
17冊積み重ねてきて、やっとハヤテ自身の物語が語られる。
印象的なのは、見開きです。
ハヤテとアテネ、王族の庭城。
ハヤテのごとく!におけるシリアス部分に近づく。
このハヤテ過去編では本当にハヤテの両親がダメだとわかるなー。
両親のダメっぷりをみていると、この両親すら帝が用意したんじゃないかと思ってくる。
アテネとハヤテの話である、過去編において、
三世院帝の計画の共犯者であったアテネがどれだけ孤独な思いをしてきたのか、
またそれを覚悟に幼い子供が帝の計画に賛同したのか、計り知れない。
孤独であったアテネにとって、同い年にハヤテは、拠り所であったんだろうな。
この頃のアテネは、キング・ミダスに憑かれてる状態が始まっていた。
あと天球の鏡に映ったマリアさん。
確かこれは畑健二郎先生がTwitter上で、アテネが見れる人物の近くにマリアさんがいたという話だったかな。
THE END OF THE WORLDシリーズはいろいろと難しいところがあったと思う。
既存読者からしたら、全然違う雰囲気で進んでいく話だから。
私はTHE END OF THE WORLDを是非ともアニメーションでみたいと思うのですけどね。
ミコノス島のラストへ繋がること、ハヤテの過去、そういったところがいいと思うので。
......連載当時はそこまで思っていないかったけど。
王玉の存在が明かされたのが19巻。
王玉は全部で9個。
今は、ハヤテ(今は砕かれたけど)、ワタル、愛歌、あとおそらく伊澄母が王玉をもっている。
この王玉はキーアイテムなんだけど、イマイチ全容がわからん。
というかたぶん私がちゃんと覚えていないだけかな。
ミコノス島編の終了前後では語られていたはずなので。
ラブ師匠。
愛歌さんのこういう役回りって、珍しいかな?
まあ、愛歌さんの登場自体珍しいのだが。
そういえば、愛歌さんの話自体はあまり進んでいないけど、
彼女を焦点に当てた話は、どっかで出てくるのかな?
ラスベガス
ワタルとお母さんと、サキさんの話。
なんだけど、咲夜がわりとおまけな展開に思える。
後にワタルの手にいく、王玉をワタルのお母さんがもっていることも
20巻で出てくる。
後々、この王玉が役に立つ時がくるんだろうな。
ミコノス島地下迷宮。
壁画に描かれた内容は伊澄にしか読めていなくて、
確かミコノス島編が終わるまではまともに内容が語られなかったはず。
ここに書かれている内容が、王続の庭城に関しては重要なこと。
そういえば、今回の再読で気付いたんだけど、
この帝の隣に立っている人物はだれだ?
小さいからわかりにくいけど、帝も今よりは若いから、紫子が壁画(王玉)をみつけたあとぐらいか?
アテネ、姫神以外の共犯者かな。
となると、安直に考えて、アテネの親とか?
そうなると、アテネが子供で王続の庭城へ行ったもの、親の意思を継いで、
王続の庭城......というのもありかなー。
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