これから先へと繋がるお話 ハレルヤオーバードライブ! 4巻 このエントリーをはてなブックマークに追加 これから先へと繋がるお話 ハレルヤオーバードライブ! 4巻

ハレルヤオーバードライブ! 4 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

ハレルヤオーバードライブ!4巻。
ティアドライブの始動ですよ。
前巻の感想は書けてないけど、前巻では小雨たちの合宿でした。
今回は、ティアドライブとしてのライブ初参加。

ライブ会場には小雨が音楽をやるきっかけになったミキちゃんがいた。
彼女の目的は、ライブのトリになっているバンドのボーカル。
ただその彼女の存在が、小雨のスイッチが入るための邪魔になった。

麗の行動......いきなり胸を触らせたことで、小雨のスイッチが入ったわけだけど、
あまりにも行動が大胆だな。
そのおかげでラストの曲にして、小雨は自分の実力を発揮できた。
ただ、麗によって入れられたスイッチはいつものものとは違った。
小雨にはまだまだいろいろなものを持っている感じがある。

ハルさんたちメタルりかちゃんは相変わらずすごいな。
迫力がすさまじい。
このまま成功でいけばよかったんだけど、弟の様子を見に来た九森浅緋によって、
無事終了とはいかなかった。
彼がハルさんにとっての傷であり、敵意の相手。
それはハルさんが初めて作った希望という歌を、大切にしておきたかった歌を、
ハルさんの気持ちを無視して広めていってるから。
小雨は自分たちにハルさんの「希望」を取り返すことを決めた。

小雨にとっては、中学時代のミキちゃんを振り切って、前へ進むことに。
ハルさんにとっては、浅緋と戦うことをちゃんと決めた。
そうやって、ハルさんや小雨にとって前に進むことになった巻。
相変わらず見開きの使い方が上手くて鳥肌が立つ。
次巻ではティアドライブに4人を入れる話になりそうなのかな?
この巻までで大きく一つの区切りがついて、次巻から新しいステージに物語がシフトしていく。
ただバンドやって成長していく話だけじゃなくて、浅緋という存在が新しい要素を追加することになって、より4巻で面白くなった。