ONE PIECE 第603話「心に留めておけ」
ルフィたちが出航したあとのシャボンディ諸島では、
カリブーやコリブーが、ニセ麦わらの一味を痛めつけてた。
カリブーは自然系の能力者か。
元々この二人は、麦わらの一味の仲間になって、内部から全員殺すつもりだった。
コリブーはルフィの顔を確認したから、魚人島まで追ってくるだろう。
海軍としては、レイリーが邪魔に入ったとはいえ、パシフィスタの試作型を
麦わらの一味が大破させたことで、連中が二年前よりも強くなってることを
認識した。
戦桃丸は新世界の海軍本部に忠告しておけといった。
わざわざ「新世界の」とつけてるってことは、今までの海の海軍本部とは異なるところがあるのか?
レイリーはルフィをみて、ロジャーと会ったときのことを思い出してた。
ロジャーも昔は麦わらを被っていたのか。
偶然はないかも知れないし、必然のように思えるかもしれないけど、
レイリーからみて、ルフィはまた一段と麦わらが似合う男になった。
そんな男が海賊王になるかどうか、レイリーもそれを見届けるのを楽しみにもう少しだけ長生きすることにした。
まあ、生き甲斐というか楽しみがあるだけいいんじゃないか。
麦わらの一味は、順調にシャボンディ諸島の近海を潜行中。
サニー号を包む泡だけに守られてるから、ゾロやルフィの行動で
泡が割れないかが凄く心配だ。
もう一つの心配はサンジだな。
ナミが動いただけで、鼻血出して死にそうなって......。
昔のサンジならこうはならなかったのに。
やっぱりカマバッカでのことが酷かったんだな。
元々、魚人島へはハチが案内をしてくれるはずだったんだけど、
デュバルと同様にサニー号を守る中で負傷したから療養中。
負傷したのが1年前。
デュバルとハチが1年前にリタイアして、その後サニー号を守っていたのはくまだった。
頂上決戦の前に、人格まで失っていたけど、Drベガパンクと一つだけ任務をプログラムする約束した。
それが「麦わらの一味の誰かが再び船に戻ってくる日まで海賊船を死守せよ」
サニー号が無事だったこと、麦わらの一味が二年間の猶予を得られたのもくまのおかげ。
つまり、大恩人。でも、次戦うことになったとしても、人格がない相手。
カリブーたちが追ってきたから、魚人島に着く辺りには一戦やることになるんだろうな。
億クラスの賞金首と戦わせて、どれだけ麦わらの一味が強くなってるかが
わかる感じなのかな。まだ本格的にバトルはしてないからどうなってるかわからないし。
つまり、カリブーたちは噛ませ犬ですねわかります。
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