べるぜバブ バブ83「ベヘモット柱師団」
古市にはやることがあった。
気絶した葵が寝ていた、自分のベッド。
そこにある残り香や温もりを楽しむこと。
お前はいろいろとダメだよ。
うん、ダメだ。
お約束のように、アランドロンが既にベッドに入ってた。
そんなもんだよ。
男鹿は、ヒルダと葵に挟まれて沈黙してた。
というよりも、二人が無言だから空気が重すぎる。
ヒルダは、禅十郎が言っていた「さっさと強くなんねーと死んじまうぜ?」
と言う言葉が、ベヘモットと焔王が動き出すことを指していることを理解して、
どうして自分も知らないことを禅十郎が知っていたのか疑問を感じていた。
禅十郎の正体も気になるところだけど、ベヘモット対策が重要。
まあ、たぶん今のヒルダや男鹿じゃ、ほとんど相手にならないんだろうな。
善戦できたとしても、それはバトル漫画的にどうなのか?と思ってしまうけど。
とりあえず、葵は自分の家へ。
彼女がずっと黙っていたのは、ヒルダが言っていたようにいきなり悪魔だなんだ。
と言われて戸惑っていたからかもしれないし、それ以外の理由かもしれない。
案外、悪魔がどうだというのはそれほど気にしてないのかもしれない。
わかれたばかりの葵を捕まえて、男鹿とヒルダを攻撃してきたのは、
ベヘモット34柱師団の一人ヘカドス。
思っていたよりも早くベヘモット柱師団が動き出したな。
まあ、本人たちが出てこないで話が長くなるよりはいいか。
葵を捕まえたのは、人間界で力を使うために必要な契約者にするため。
ヘカドスの言葉からすると、他にもベヘモット柱師団の連中が人間界に来てるらしい。
とりあえず、これで出馬の強さがわかった感じか。
出馬は誰かの他の悪魔と契約してるんじゃないかな。
それなら悪魔の力のことを知っていてもおかしくないし。
というか、他の悪魔と関わりがなければ、悪魔の力云々がわからないか。
次回あたり、ヘカドスと戦って、禅十郎が乱入してきて葵を取り戻すとか?
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