ONE PIECE 第588話「サボの海」
サボが無事に出向して終わりだと思ったよ!!
だけど、そんなことなかったぜ。
サボが出向したのは、世界貴族がゴア王国に来る日。
まだサボは世界貴族がどういうものか知らなかった。
漁船を海賊船代わりにしてるのに比べて、
世界貴族が乗ってる政府の船は大きくて豪華なもの。
だから、その船に憧れをもっていた。
シャボンディ諸島の出来事からわかるように、世界貴族は傲慢だから、
いきなり撃たれた。
世界貴族は、海賊を掲げていたら海賊だ。
それ以上に、自分の艦の前を横切ったことに腹を立てた。
必死に船の火を消そうとしていたサボに、トドメの一発。
ホントに容赦ないな。
ゴア王国の住民は、サボの心配よりもほとんどが「天竜人の機嫌を損ねたらどうする」
そればかりを気にしていた。
世界貴族に気に入られれば、何かしら自分たちにもリターンがあると思ってるんだろう。
やっとエースとダダンが戻ってきた。
傷だらけだけど、二人は無事だった。
ブルージャムにはなんとか勝ったけど、ダダンの火傷がひどかった。
エースが町から薬を盗んでどうにかダダンの命を繋いでいた。
あの火事のとき、エースがなぜ逃げなかったのか?
大きなものを失いそうになると恐くなる。
だから、自分が闘おうとするのかな。
それはロジャーも同じで、逃げることをしないで立ち止まった。
「逃げない」じゃなくて仲間を追わないように「敵を逃がさない」ようにするため。
サボの船が世界貴族の艦に撃たれるところをみたドグラはルフィのところを訪れた。
そこでサボが海に出たことや両親の元で幸せではなかったこと、そいてサボの船が撃たれたことを話した。
エースはすぐにでも復讐しにいこうとしていた。
誰がサボを殺したのか。
そいつを殺してやる。
ダダンがいうようにサボを殺したのは、ゴア王国であり、世界貴族だ。
国と世界だ。
それに復讐するなら、時代を変えるぐらいのことをしないとダメだろう。
そのあと、出航前にサボが二人宛に出した手紙が届いて、エースが泣いた。
エースがルフィのことを、弟として認めて守るようになったのはサボからの手紙のことがあったからか。
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