ハヤテのごとく！第270話「どんな建物にもオッサンにも歴史はある」

前回の展開から、女装ハヤテとクラウスの、端から見たらもう犯罪だろう的なデートの展開が予想されましたが、そんなことはありませんでした。

本当はクラウスとハヤテのラブゲームでもやろうと思ったの ですが、もうおっさんを描くのが精神的に辛くなったので、 こういう話になりました。(まんが家BACKSTAGE -畑 健二郎-より)

......そりゃあ、クラウスとハヤテのラブゲームを描くのは苦行に近い物があると思いますよ......。

今回はいつの間にか着替えたハヤテとなぜかハヤテが女装していたことを納得して、さらには都内で物件を探さないといけないことを、知ったクラウスがハヤテをある場所に連れて行った。

そこは、昔クラウスが紫子からもらった「別棟・ムラサキノヤカタ」。
なぜ、クラウスがアパートを紫子からもらったのか？

結婚を申し込まれたから。

ん？

結婚を申し込まれたから。

30年ぐらい前に、クラウスが幼かった紫子から結婚を申し込まれたわけだ。

......誰？
いくら何でもクラウス......それは違いすぎるだろ。
いや、でも、30年前から今のクラウスだったら怪異の類だけど、
どこにも面影が残ってない。
なんか必殺技使えそうだな。

幼い女の子が憧れの対象のような物に、結婚して！というのは子供ながらのかわいい部分だとは思いますが、普通はうまく回避するとかします。

けど、クラウスは、結納品が必要だと教えた！

自分の持っているもっとも高価なものを相手にあげる必要がある！と。
クラウス。そこは違う。そこはかとなく違う。

というわけで、なんだかんだあって、クラウスがムラサキノヤカタをもらったわけだ。
若い頃のクラウスもどうかと思うけど、ムラサキノヤカタを所有していた紫子もどうかと思う。

本当は紫子が大人になったら、返す予定だった。
でも、紫子は大人になる前に結婚して、クラウスがムラサキノヤカタを返す前に死んでしまった。
今回の機会に、ナギに返すことにした。
ムラサキノヤカタ自体はかなり古いもので手入れが大変だけど、そこはどうにかできそうだろう。

ハヤテは何か殺気のような気配を感じた。
思い当たるのは帝に関わるようななにか。
でも、クラウスの話だとムラサキノヤカタは、仲良くなった金持ちから紫子がもらったものらしい。
帝とは無関係っぽい。
となると、一体なんだろうね。
繋がりとしては、ここでルカがあがってくるのかなーとは思うのだけど、ルカの情報が少なくてなんともいえない。

次回は、ムラサキノヤカタにハヤテが一日泊まることに。
ハヤテが感じた気配の正体を探ろうというのだろう。

キャラクターメールブロックコレクション3.2 第3弾 「ハヤテのごとく!」 桂ヒナギク
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