ONE PIECE 第576話"大海賊エドワード・ニューゲート"
海軍本部での戦いの最終局面に現れたのは、黒ひげ海賊団。
ティーチを初めとしたメンバーは、もちろん新たに加わったのは、インペルダウンの
LEVEL6の死刑囚たち。
「巨大戦艦 サンファン・ウルフ」、「悪政王アバロ・ピサロ」、「大酒のバスコ・ショット」
「若月狩りカタリーナ・デボン」「雨のシリュウ」
なぜ、正義の門を黒ひげ海賊団がくぐれたのか。
それはラフィットの催眠のせい。
軍艦を確認したら、「全て通せ」と催眠をかけておいた。
黒ひげが王下七武海に名乗りをあげたのは、インペルダウンのLEVEL6の死刑囚たちを解放して、
仲間にするため。
それが全て。
初めからそれだけが目的だった。
ティーチをみて、白ひげが動かないはずがない。
いくら顔を半分なくしていても、その力はまだ強い。
でも、ティーチもヤミヤミの実の能力で、白ひげが地震を起こせないようにした。
白ひげは地震が起こせないとか関係なくなお強い。
近距離から悪魔の実の能力をティーチにぶつける。
けど、黒ひげ海賊団全員の攻撃が白ひげを襲う。
攻撃を受けながら、白ひげはロジャーとのことを思い出していた。
ロジャーがラフテルへの行き方を教えようか?といっても、興味がなかったが、
ロジャーやティーチが持ってる"D"の意味を教えてもらったらしい。
"D"は受け継がれてきたもの。
ロジャーの意志であったり、いずれ現れるエースの意志を継ぐものであったりする。
そうやって受け継がれていく、いつの日かそれは空白とされてる歴史も背負って、
世界に戦いを挑むものが現れる。
たぶん、"D"はワンピースの中で空白にされている歴史と関係があるんだろうな。
それは世界政府も恐れる巨大な戦いの引き金になる。
誰かが"ひとつなぎの大秘宝"にたどり着けば、世界がひっくり返る。
死に行く白ひげは"ひとつなぎの大秘宝"が実在することを告げた。
センゴクの動揺からみると"ひとつなぎの大秘宝"は相当世界政府にとって都合の悪いものなんだろうな。
大海賊エドワード・ニューゲートが欲したのは財宝ではなく家族であった。
黒ひげを倒すことはできなかったけど、この戦いの中でいくつも受けた傷は数知れず。
でも、その背中には一切の傷はない。
"ひとつなぎの大秘宝"が実在することがわかったこと、白ひげが死んだことでまた大きな時代なうねりが発生しそうだな。