テレスティーナは幼い頃に、木原の実験であるレベル6へのシフト計画の被験者となった。
木原は孫娘すら、実験の被験者、自分の実験の礎としか見てなかった。
MARの車を追いかける木山。
だけど、木山が追いかけてる車はダミー。
MARは木山を排除するつもりだった。
それをさせなかったのは美琴と黒子、固法先輩が運転するバイクに乗ってきたのは初春と佐天。
三人乗りか! 大丈夫なのか。
佐天と初春は問答無用で、木山の車に乗り込んで、子供たちがいるところまでナビゲーションすることに。
残りは、黒子と美琴が引き受けることに。
パワードスーツだけなら、どうにかなるだろうけど、MARはヘリまで導入してきた。
それに関しては、婚后光子が対処。
エアロハンドが効果的だった。まあ、なんだろう。触れた物体を飛ばす感じかな?
婚后光子と黒子がMARを引き受けることになって、美琴は木山を追いかけることに。
能力者がおこなう戦いは激しいな。
木山たちの目的地は23学区。すんなり目的地に辿りつけるわけもなく、
テレスティーナが襲ってきた。
でかすぎるだろ、相手が......。
レベル5対テレスティーナ。
レールガンを撃つも、その射程距離が50mしかないことがバレてる。
戦ってるのは美琴たちだけじゃなくて、アンチスキルも戦っていた。
組織としては大きなことはできないけど、出来る限りのことをしてくれた。
足掻いても子どもたちを助けることができないといわれれてもあがき続ける。
教師が生徒を諦めることなんてできない。
何が何でも木山を子どもたちの元へ送り届けるのが美琴の役目。
テレスティーナの攻撃を受け止め、そのまま破壊する。
そして、美琴が呼べば来る黒子が登場。空中の残骸を美琴の元へ転送して、それを美琴が打ち出す。
普段はコインだけど、これだけの質量のものを打ち出せば、その威力は絶大。
......人を軽く殺せる威力だな......。
23学区の目的地にたどり着いた美琴たちは子どもたちの居場所を探していた。
美琴がMARを残らず倒しちゃったから、割り出しに時間がかかった。
子どもたちは最下層にいた、その姿を確認した木山は安堵した。
初春の呼び掛けに春上が目を覚ました。喜ばしいことなんだけど、他の子供達をどうするかってのもあるな。
木山が他の子供達を助けようしたときに、キャパシティーダウンの音がして、テレスティーナの姿もあった。
キャパシティーダウンをいかにして止めるか。
能力者はみんなキャパシティーダウンで苦しんでる。
テレスティーナの目を盗んでキャパシティーダウンを止めることはできない。
でも、人だけ止めることだける人物がいた。それが佐天。
彼女はレベル0なので、キャパシティーダウンの影響を受けることもなく、テレスティーナに存在がバレてない。
わざと初春が説明的台詞でいってるのは、佐天にキャパシティーダウンを止めさせるため。
テレスティーナは春上と子供達を使って、能力体結晶を完成させるつもり。
木原の実験体にされたテレスティーナも被害者の一人だけど、彼女からしたら被害者ではなくレベル6を作り出す権利を得たといってる。
木原は能力体結晶の改良をしていたけど、能力体結晶を抑え込むことで制御可能になる。
暴走状態で子供達が目覚めて学園都市が崩壊してもいい。
テレスティーナからみた学園都市はレベル6を作り出すことを目的にしてるんだから、その結果崩壊してもいいだろうというもの。
キャパシティーダウンに関しては、佐天のエクスカリバットで停止。
とりあえず、壊せば止まるだろう的考えはこわいぞ!
能力が使えるようになった美琴と、美琴の能力を解析してレールガンよりも威力のある武器を使うテレスティーナ。
テレスティーナは能力者をモルモットや家畜と言ってたけど、それは自分が木原から受けたことなどから、遠回しに自分を侮蔑したいいかたをした。
美琴からしたら、学園都市は自分たちが自分たちでいられる場所、それが美琴にとっての美琴だけの現実。
美琴とテレスティーナの攻撃が激突する。テレスティーナの方は美琴のレールガンよりも強力なはずだけど、美琴のレールガンが勝った。
自分だけの現実、学園都市を守ろうとしたからだろうな。
木山はファーストサンプルを解析してプログラムを完成させて、子どもたちを目覚めさせようとする。
でも、最後のエンターキーを打つことに戸惑。
また、あの時みたいに失敗するのではないかと。でも、春上から枝先は木山先生を信じてると聞いて......エンターキーを押した。
子供達は無事に目が覚めた。
木山は子どもたちから目の下のくまや髪が伸びたことを言われたて、
いろいろと忙しかったからと答えた。
今まで子どもたちを助けようとしてきたには自分の苦労はなにもいわない。
目覚めたことに喜んでいた。
そこでやっと、美琴にお礼をいうことができた。その言葉に美琴がデレた。
後日、子どもたちは病院の屋上に集まって何かを待っていた。
どうやら美琴のアイディアらしい。
それは木山への贈り物。
病室で雑誌を読んでいた木山は、病室の外から自分を呼ぶ声がしたことに気がついて外に目をやると、
飛行船の液晶ディスプレイに映る子供達の姿。
そして、お誕生日おめでとうーと感謝の言葉、それに木山は泣いた。
そりゃあ、泣くよなー。
生徒たちからのサプライズだし。
アニメ版のとある科学の超電磁砲の最終回は、木山先生大勝利でした。
彼女の目的だった子供達を目覚めさせることも無事に実現できたわけだ。
とある科学の超電磁砲 (5) | |
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