ONE PIECE 第579話「勇気ある一秒」
トラファルガー・ローの登場によって、ルフィがどうにかマリンフォートから脱出出来る見通しが得られた。
でも、以前としてマリンフォートでは戦いが続く。
戦いは大きく二つ。
1.「白ヒゲ海賊団」の追撃
2.「黒ヒゲ海賊団」の迎撃
黒ヒゲ海賊団の方は、ティーチが自分の力に良い始めた。
そのティーチの能力の余波はシャボンディ諸島に大津波警報を発令させるほど。
ティーチの身体の構造が異形といっても、結局どうやって二つ目の能力を得たんだろうか。
白ヒゲの悪魔の実の能力をどうやって得たのか。
また、どうして二つ目の能力を手に入れて大丈夫なのか。
能力者の中にある能力をどうやって抽出したのか......。
悪魔の実に再変換したとして、その方法が不明だしなー。
ティーチの身体に秘密があるとしても、そもそも"体質"っていうだけでは片付けられない。
もうヤミヤミとグラグラ以外に何かの悪魔の実の能力を持ってるのかな?
能力を抽出した能力と二つ目の悪魔の実の能力を宿しても大丈夫なのは別かー。
戦乱の中でコビーは泣いてた。
それはこの戦いの中で次々と生命が失われていくから。
手当をすれば助かる兵士を助けずに、戦闘は続く。
正義の名の下に海賊を討つ海軍。
新しい力に溺れるティーチ。
本来の目的であるエースの処刑は、エースが死んだことで為しえている。
でも、戦いは終わらない。マリンフォートにいる海賊を全て討とうとしてる。
その状況の中、コビーは声をあげた。
これ以上は意味がない。
傷ついた海兵には帰りを待っている家族がいる。
今すぐ手当てすれば救える生命ばかり。
戦意喪失の海賊を倒し戦績を上げて、助かる海兵を見捨てて犠牲を増やす。
これから倒れていく者たちがバカみたいだ。
この状況下で赤犬に自分の意志を伝えたのは素晴らしいことだけど、
赤犬からしたら時間を無駄にしただけ、海兵であろうと殺すだけ。
コビーへ向かう赤犬の攻撃を止めたのは、シャンクス。
......四皇の一人が、この場に来るってのは相当なことだろうよ。
白ヒゲとシャンクスが会うってのだけでも、前に海軍は相当ぴりぴりしたのに、
マリンフォートにシャンクスがきたなんて。
しかも、海軍は白ヒゲ海賊団との戦いで疲弊してるわけだし。
でも、コビーの稼いだ数秒は世界の運命を変える為の分岐点になったかもしれない。
シャンクスの目的は、この争いを終わらせること。
その方法はどうするんだろうな......。
新しく戦闘を始めるんじゃなくて、何かネタを提供して戦いを終結させるのだろうけど。
シャンクスの手にあるルフィの麦わら帽子は、再びシャンクスの手からルフィに渡されるのか?
その方が、『これまで』と『これから』という区切りになる気がするかな。
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