とある魔術の禁書目録#32「ウィルス発動」
月刊少年ガンガン2010年3月号掲載分ネタバレあり。
ラストオーダーをみつけた一方通行。
けど、ラストオーダーに仕込まれたウィルスはすでに発動してしまった。
このままだと、ミサカネットワークにウィルスがまかれて、各所の『妹達』が暴走してしまう。
『学習装置』がない............できることは、ラストオーダーの『処分』。
ラストオーダーの命と、『妹達』が暴走することで発生することでの被害。
それを天秤にかけ、一人の犠牲と一人以上の犠牲。どちらをとるか。
芳川は、ラストオーダーを殺すことが彼女を救うことになると、一方通行に言い聞かせる
『最強』のひらめき
一方通行にできることは、ベクトルを反射させたり逆流させること。
人間に干渉するなら、血液の流れや生体電気に対して。
人間の脳内の電気信号に干渉できれば、『学習装置』がなくても人格データを書き換えることができる。
しかし、一方通行にできるのは『反射』であり、『操作』ではない。
一方通行は、反射ができるならその先の操作もできてもおかしくはないと考えている。
ウィルスに感染する前後のデータを照合して、余分な部分を削除してしまえばいい。
元の状態へ
ラストオーダーがウィルスに感染する前の人格データを記憶して、
彼女の現在の人格データとの称号を開始する。
修正コード数は357081。
ただ、修正した場合、一週間前のラストオーダーに戻る。
それは一方通行に出会う前の、ラストオーダーになるということ。
やはり、自分のことを少しでも理解してくれた少女が、
なにも知らない状態に戻ることに、寂しさがあるんだろう。
ここまでして、助かりませんでしたじゃ、すまない。
誰かを救えれば
実際にラストオーダーの人格データと比較して、不要なコードの削除を始める一方通行。
不要コードの削除は順調に進んでいき、その数を減らしていく。
このままいけば、時間までにラストオーダーを正常な状態に戻せる。
けど、
天井亜雄が意識を取り戻して、一方通行に銃口を向ける。
普段の一方通行なら、『反射』を使えるため問題はない。
今は、ラストオーダーの対応に、力を使っているため、防御のために『反射』を使う余力がない。
天井亜雄と向き合いながら、コードの削除をすすめる。
残りわずかになるも、
一方通行の額に弾丸が!
ラストオーダーを救うことに躍起だったのは、誰かを救えればやり直せるかもしれない。
そう考えていたから。
最後の最後まで、ラストオーダーを助けようとしていた一方通行。
彼の身がどうなるのか、ラストオーダーはどうなったのか!
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