それは勇気がいる

帰宅拒否している洸太を見つけた奏。
言っておきますが彼女はパジャマ一枚です。
風もあるというのに......さぞ寒いだろうに。
話すときも、歯をカチカチ、身体ブルブル......寒そうだ。
見かねた洸太が差し出したマフラーよりも洸太の身体に引っ付くことを選んだ。

思い切って洸太への告白、
けど、洸太は......考えことなく、断った。

ちゃんと伝えたかった。だから伝えられただけでいい。
そこは重要だね。

涙は見せない

奏になつきのことがバレていた洸太。
まあ、わかるよなー。
動揺して弁明してもダメだよ。

奏からしたら、なつきと会ってから洸太が変わったのは確かだしな。

でも、それは奏にも同じことが言える。
登場当時は、奏はとんがった部分があったけど、
今はそのあたりが柔らかくなった。

家に着くまでは我慢していたけど、失恋でずっと奏は泣いていて、
それを洸太に気がつかれたくなかったから、5メートル離れさせて洸太について来させた。

いざとなると言えないものだ

なつきに見つかった洸太は、手握られて強制連行。
かなりなつきは心配していた。
そりゃあ夜中に帰ってこなくて、行方知れずじゃそうもなるな。
夜の道、ふたりきり、奏の「ちゃんと気持ちを伝えないままウジウジ悩むのが嫌だから」って言葉から、
告白するチャンスだと思ったけど、結局言えないまま............ヘタレめ。

あれよあれよと引っ越しの準備が進んでいき、気がつけば引っ越しの前日。
なつきには何も言えないまま、その日を迎えてしまった。
ただ一つの心残りを残したまま......。

夜を迎えて、なつきが居間で寝ている洸太のところへ。
ふすまを挟んでの話。
少し話したいなーと。
洸太は期待してるけど、なつきは思い出話とかーといってる。