北海道に長期出張していた洸太の父が帰ってきた。
とりあえず、そのパーティーグッズな帽子と鼻メガネを取れ!!!
女学生と久しぶりに話す39歳独身!!
お前......39歳なのか。
それにしても、いきなりどっちとヤったのか。AとかBとかって、息子に聞くなよ。
洸太が真面目な理由はこの父が反面教師になったんだろうな。
父親が帰ってきたということは、いろいろと展開があるわけで。
やんわりとなつきとちあきに帰宅するように促す。
その意味は、洸太の北海道への転校が決まったから。
今までは、この『家』でなつきたちとの暮らしが成立していた。
でも、その暮らしの場自体が変わるのだから維持も難しくなる。
なつきやちあきの当面の問題は解決してる。
洸太の父が帰ってきた。
北海道への転校。
他人同士の共同生活を維持する理由がなくなった。
そもそも洸太はまだ13歳。
洸太が高校生とかなら、一人残ることも選べるわけだけど。
彼の年齢だとムズかしいな
引越ししたあとの家については、父親の会社の同僚が借りることになっている。
仕方がない。
でも、仕方がないわけない。
洸太もわかっている。
彼女がいったようにやりたい事から逃げない大人に......。
洸太はまだ子供だし、やりたいことなんて全然できない。
転校することになれば当然学校で転校することが伝えられることになる。
一週間。
それが転校までの期限。
クラスは大騒ぎ。
なによりも奏はショックを受けて真っ白に......。
中学生の女子がしていい顔ではないよ!!?
確かにショックだよなー。
自分が好きな人がいきなり転校することになるんだもの。
洸太の家では、ちあきやなつきが手伝って引越しの準備が進んでいる。
その家に......洸太は帰らなかった。
22時過ぎ、奏でが自室でショックに明け暮れてると、
一本の電話が。
お友達から!!
洸太からだと思ったら、なつきから。
洸太が家に帰ってきてない。
友達の家にかけても、どこにもいない。
だからなつきが探してる。
奏では洸太が家出したと知って、探しにでる。
いきついたのは、公園。
前に奏と洸太が一緒に隠れていろいろと話をしたところ。
転校で話を終りにするか、それとも父親の事情が変わって、転校が消えるのか。
はたまた別の展開か。
このままの展開じゃなんだから、洸太にはなつきと奏のことはちゃんとしておいて欲しいかな。
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