ハヤテのごとく!第249話「究極の選択」
ハヤテVS伊澄
臨戦態勢の伊澄の着物を咲夜が捲ったことで、流れががらりと変わった。
咲夜は、「世界が滅びる石かも知れないけど、いきなり壊すな! まずは事情を聞け」的なことを。
その通りだな。
まずは石についてのことを知らないと。
特に王玉は三千院家の遺産相続に絡んでるんだから。
ハヤテは石を渡したり壊したりすれば、ナギが三千院家の遺産を失うことを伝える。
やっと伊澄と咲夜にもハヤテの事情が伝わった。
遺産相続に関しての事情を知った咲夜は、三千院帝に電話することに。
ずいぶんと直接的なことを。
それでも現状を考えたらそれが一番だろうな。
明らかに仕掛けてるのは帝なんだし。
咲夜の口ぶりで、ハヤテが近くにいることを察した帝はハヤテと話をすることに。
帝から提示されたのは、遺産相続の問題を王玉を絡めた意図を少しだけ漏らす。
誰かを犠牲にしても主を守れるかという試験。
遺産相続条件の変更はない。
石を失えば、ナギは三千院家の後継者としての資格を失う。
屋敷に住むことも、別荘も、飛行機も、ヘリも、お金も......全てを失う。
帝がいうように、それらを失ったナギがお金のない生活が出来るか?
帝が言っている前提は、ナギが金に守られた生活から抜け出せないこと。
その前提が崩れることができれば・・・。
ハヤテとであった頃に比べればだいぶましな状況になっている。
それでも難しいことには変わりはない。
アテネよりもナギを選びたいならそうしろ。
ナギが遺産を失って執事を続けられなくても、アテネの執事になれる。
それはかつての日々のように。
借金もアテネが肩代わりしてくれるだろう。
ラスボスに一番近いのはやはり帝か。
アテネとハヤテのことも知っているし、アテネが今どういう状況にいるのかもわかっているんだろう。
それを解決するためには王玉が必要であることもわかっている。
おまえぇかーーーー!!!!
一巻口絵のサンタ!!
となると、ハヤテの夢に出てきたサンタも帝がイメージなのか......。
ハヤテブログ関係では冗談半分で、サンタって帝じゃない?ってあったけど、
まさか......ホントにお前だったとは。
こうなってくると帝はホントにハヤテが子供の頃から、いろいろと仕組んでハヤテが今の状況になるように仕向けてるんじゃないか。
そう疑う状況になっても仕方ない。
ナギかアテネか、その選択を、誰かを犠牲にしても主を守れるかという試験ということを、ナギやマリアさんに言ってはいけない。
言った時点でアウト。
そもそも「誰かを犠牲にしても主を守れるかという試験」も本当かどうか。
それはハヤテに対しての方便で狙いはもっと別のところにあるとか。
ありえるんじゃないか。
伊澄からいわれたのは、一両日中の決断。
石を破壊してアテネを助けるか。
アテネを見捨てて、ナギの現状を守るか。
その選択をハヤテがしないといけない。
でも、伊澄が提示したもう一つの選択肢。
石を残り数日間守り続けること。
それが意味するのは、アテネと英霊が完全に融合が終わるまで待つということ。
そうすることで、石を破壊しても英霊がアテネから離れることはなくなる。
融合した結果アテネが死ぬことはない。
でも、ここで言ってる死は肉体的な話? それとも精神的な話?
死ぬこともなければ、悪意を持って世界の敵になることでもない。
アテネと英霊が融合して、ハヤテの王玉を狙ってくるなら、
銀華をはじめとした鷺ノ宮の人たちも呼んで、力でねじ伏せる。
伊澄はさも可能なようなことを言ってるけど、本当に銀華たちに協力してもらうことで英霊をねじ伏せることができるのかな?
ねじ伏せることができたとしても、アテネが元に戻るわけではない。
アテネはの過去が失われて、静かに彼女は彼女ではない誰かになってしまう。
石を守ることができれば、アテネを傷つけることになるけど、ナギの日常を守ることができる。
ハヤテにとって一番守りたいものなにか? 一番大切な人は誰か?
伊澄は「もしかしたら石を壊さずに英霊とアテネを分離できる方法があるかもしれないから、調べる」といってる。
彼女が提示した選択肢が全てではないだろう。
他の選択肢をしらないだけ。
けど、どうであれ、選択するのはハヤテ。
ハヤテがどの選択肢を選ぶかは翌日の夜までが期限。
アテネをどうするか、ナギをどうするか。それとも、伊澄が提示するかもしれないほかの選択肢を選ぶか
この最後の一日は長そうだな・・・。
確かに伊澄がいうようにハヤテが決断しなければならない。
しかもナギとマリアさんにも言ってはいけない。
ここが問題なんだよな。
ナギのこれからが誰かを犠牲にした上で成り立つことを、ナギ自身がよしとするか、しないか。
ここが気になるんだけど、ナギとマリアさんに言うこともダメだという時点で難しい。
ただ、ナギがアテネのことを知れば、遺産の相続の放棄を選ぶことも考えられる。
ハヤテの決断一つでいろいろな人の未来が変わる。
人の未来が変わってしまうほどの決断をハヤテは、G.W最後の一日の夜までの短い時間でおこなわないといえない
「誰かを犠牲にしても主を守れるかという試験」といってるけど、ハヤテがこの決断をすることで一体帝はどんなことを得られるんだろうか。
・三千院ナギを選ぶ
・天王州アテネを選ぶ
上記の二択になっている。
※伊澄が他の選択肢を提示するするかもしれないけど、今は除外。
・三千院ナギを選ぶ
「誰かを犠牲にしても主を守れるかという試験」という観点からみれば、帝からしたら綾崎ハヤテは「誰かを犠牲にしても主を守れる執事」になる。
でも、ハヤテがそうなったところで一体どうなるんだ?
この試練も当然、帝が最終目標にしてることまでの通過点に過ぎないんだろうけど。
・天王州アテネを選ぶ
これは帝が課した試練と考えると、アテネを選んだことで生まれる帝の利益って王族の庭城に関することになる。
ナギに苦難を味合わせることになるけど、それも帝は厭わないのかな。
二択で考えるとやはり、別の選択肢が必要そう。
ナギかアテネか、どちらであっても帝側に立つとインパクトが弱い気がする。
もしもハヤテがどっちを選んでも、帝のことだから保険ぐらいかけてあるんだろうけど。
ハヤテが別の選択肢を選ぶことを、期待しているんだろうな。
別の選択肢を伊澄が見つけてくるのか、ハヤテが見つけるのか、はたまたナギか......。
最後の一日の中で何か決断にたる場面があるんだろう。
ハヤテだけで閉じずに、西沢さんやヒナギクと言った別のファクターも関わるか。
決め手はナギかマリアさんの何かになりそう。
TVアニメ ハヤテのごとく!!POSTERS! | |
小学館 2009-10-14 売り上げランキング : 6099 Amazonで詳しく見るby G-Tools |
今回の台詞から考えると、帝はひょっとすると入り婿なのかもしれませんね。なぜなら、「わしの遺産」ではなく「三千院家の遺産」といういいかたを主にしているということは、三千院財閥は帝一代で気づき上げたものではなく、先祖代々受け継がれてきたものであるということで、彼が三千院家の血筋のものなら、彼自身も金のない生活など経験はないはずで、「ナギに貧乏暮らしができると思うか?」などという台詞はまずでてこないと思うからです。
ハヤテはなんとしても、両方救うと思いますよ。その鍵となるのが(正気の)アテネとマキナです。恐らく彼は正気を保っているアテネが生み出した存在で、彼のおつむの程度、そして、アテネがハヤテのデリカシーのない発言に怒るまで、基本的には正気を保っていたことを考えると、かれには人間アテネと英霊アテネの区別はついていないと思われます。そして、勘違いとはいえ、ハヤテがアテネをいじめようとしていると思って怒ったことを考えると、彼は英霊の僕ではなく、人間アテネを大切に思っているということ、ただ上述のように、彼にはアテネが正気をたもっているとか英霊が意識を乗っ取っているとかそんなことはわからないし、善悪観念もなさげなので、アテネの言うことに全て従っているということなのでしょう。そして、ハヤテの呼びかけに反応したアテネの英霊との葛藤、その辺から切り崩していくのではないかと思います。
atekoi様。
このコメントの意図はなんでしょうか?
私の記事に対しての意見なのか、それと関係なく自分の意見をコメント欄に出したいだけでしょうか?
コメント内で書かれていることに対する私自身の意見は当該記事及び関連記事で述べているつもりです。
このことから私には後者に感じられるのですが……。
そうであるならば、是非ともご自身でブログを持つことをお薦めします。
帝が得るもので考えてみたらいつかの絆の石の話でのナギの発言から
どっちを犠牲にしてもどっちかを守りたい救いたいとハヤテに思わせられればいいのではとか想像してみました
これならどちらに転がっても問題ないわけですし
ただ、たとえこの身を犠牲にしてもって部分がひっかかっちゃうわけですが
なんかしてはしけないことをしてしまったようで。どうもご迷惑おかけしました。以後気をつけます。