あねどきっ 第12話「その2文字を繋ぐもの」
その言葉の続きは......
奏言いかけた「好き」という言葉だけど、それは最後まで言えなかった。
洸太は気がついてなかったのかもしれないけど、洸太の表情をみたら奏じゃなくてもいえない。
なつきの事が脳裏を過ぎったのは、ちあきになつきのことが好きなんだでしょ?と言われて、
なつきのことを意識してしまったから。
結局、奏は自分の想いを言えないまま花火大会が終わってしまった。
奏は奏で、洸太の中に想い人がいることを感じているんだろう。
それがなつきであることも察しているはず。
洸太が帰宅したら、なつきがひとり花火。
わざわざ浴衣にも着替えて。
なつきを意識しだした洸太は、そんななつきにドキドキ。
浮かない表情の洸太をみて、なつきは奏と何かあったのかと。
まあ、あながち間違ってないけど、あってないな。
あそういえば、ちあきは?
あれは寝てるのかな?
なつきにくっつかれすぎて思わず拒絶。
すぐに謝ろうとしたけど、なつきは気にしてない。
でも、なつきなら何かを感じ取ってるかも知れない。
奏の家からの電話。
まだ、奏が帰ってきてない。
奏の様子が変だったはずのに、どうして自分はそのまま帰してしまったのか。
あのときの洸太にそこまで考慮する余力はないよ。
しかも、今回の場合は洸太は悪くないとおもう。
なつきの心当たりに行ったら奏はいた。
奏がいたのは、洸太が奏を助けた場所。
なつきが嘆くように、ここで見つけるべきは洸太だろ!
奏が帰らなかったのは洸太に告白しようと思ったのに、洸太が困ったような表情をしたから。
困らせたくなかったから......。
反抗期というよりは、心の成長期?
確かに素直になれない年頃ではあるけど。
奏の決意の証。彼女が本気になった。
洸太も少しずつ変化しだした。
いいことだけどあとは、なつきかな。
なつきがどうでるかなー。
今はまだ洸太のことは子供としてみてるから、恋愛対象には思えないだろう。
洸太がまだ中学三年だったら、また違うのだろうけど。
奏にとっては、ここからがスタートかな。
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