時載りリンネ! 2. 時のゆりかご このエントリーをはてなブックマークに追加 時載りリンネ! 2. 時のゆりかご

時載りリンネ! 2 (2) (角川スニーカー文庫 203-2)
時載りリンネ! 2.時のゆりかご
前巻の印象がよかったのと、なんだか表紙の印象がよかったので購入した。

今回は、時載り──故ハゼル・シュビュックの作品を巡った話。
リンネと久高、G、凪は覚えてたけど、正直遊佐を忘れていた。
オークションで、Gをエスコートする相手を探す時に遊佐の存在がすぐに出てこなかった。

とりあえず、リンネは後々正式にバベルの塔から時砕きに承認されるがこの巻では中盤では承認されない
なので、今回出てきた逸脱者は結局リンネが、バベルの塔からの時砕き承認を辞退すること、また時の旋法を渡すことを要求してきた。
時砕きとしてリンネが逸脱者と派手に時間を使った戦闘をする。

なんというか、やりたい放題やったとの後始末に凪の能力が使われたなーと思ってしまった。まあ、作内としては枯れた花をよみがえすためだったけど。
たしかに凪の能力は強力だから、時載りが起こしたことなどに対しての後始末には向いてるけど。

今回、見どころに感じたのは、遊佐とGのオークション絡みかな。
個人的に、Gがなかなかに素敵だったのでというのもあるけど。
オークションに参加するGと遊佐のイラストは見てみたかった。
その一方で久高とリンネの小学生組も、なんだか微笑ましいけど。

終わりの方で、バベルの塔から時砕きに承認され、最年少の時砕きになった。
時砕きになったときの、リンネの家族の反応を知りたい気もした。
また、バベルの塔が実際どういうところなのかも。
そのうち、バベルの塔を舞台にした話が出てくるのを期待しておこう。

やっぱり、活字を摂取しないといけない時載りには共感するなー。なんだかんで、私も活字がないとなーと思ってしまうので。ただ、リンネが読んでいる本はあんまりしらないものばかりだしなー。時載りにとっては、内容よりも活字を摂取ということが重要なんだろうからなー。
とりあえず、次巻はどんな話になるのか楽しみだ。

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