その時、二人はどうなってるのか。 よふかしのうた 第183夜「夏になったらさ」 このエントリーをはてなブックマークに追加 その時、二人はどうなってるのか。 よふかしのうた 第183夜「夏になったらさ」

よふかしのうた 第183夜「夏になったらさ」

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気が付けば冬休み。
早いな。
目代さんからナズナともう少しいてやりなよ。と言われたこともあって、
コウはナズナと遊んだ。

やることは二人でゲームやったりとこれまで変わったことはない。
ただそれを「デート」と呼ぶことにした。

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冬休みということはクリスマスですよ。
サンタコスですよ。
そのあたりはナズナはちゃんとしてくれるんだな。
クリスマスイベントといえば、プレゼントですね。

ナズナはコウからのプレゼントは期待してなかったけど、
コウはちゃんと用意していた。

コウからナズナへのプレゼントは、写真立て。

コウはインスタントカメラを買った。
それはナズナといろいろなところに行って、写真を撮りたいから。
吸血鬼になったら人間の頃の記憶を失う。
だから、写真を撮って、残しておきた。

ナズナは「夏になったら海とかさ行こうね」といった。

次の夏。
それを無事に迎えることができるなら、きっとコウは吸血鬼になっているハズだ。

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年が明けた。
さすがにコウも気が付く。
なんで血を吸わないのだろうか。

ここから、よふかしのうた、ナズナとコウの物語が加速度的に動き出すんだろうか。


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