仲直りしたいだけ。 よふかしのうた 第111夜「俺もなれるかな」 このエントリーをはてなブックマークに追加 仲直りしたいだけ。 よふかしのうた 第111夜「俺もなれるかな」

よふかしのうた 第111夜「俺もなれるかな」

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今回の話の冒頭は、マヒルのモノローグ。

マヒルの兄は交通事故で亡くなった。
それがきっかけで母親がおかしくなって、父親もその母親を放っておけないから仕事を辞めた。

マヒルからみた兄は優秀で優しい人間だった。
でも、マヒルは兄が亡くなっても上手く泣けなかった。
「俺もなれるかな 兄ちゃんみたいに」と子供のマヒルが言ってるけど、
憧れなのか、それとも兄を大事にしていた両親が自分を見てくれると考えたからなのか?
目代さんが、夕 マヒルの家族をみて感じたのは「終わってる」。
マヒルは家族に愛されていないし、家族はマヒルのことをどうとも思っていない。
それならマヒルは今の状況が幸せなのかもしれない。
普通に戻すことで逆に苦痛を与えることになる。

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コウにとってはマヒルの家族の話は関係なく、
ただ「マヒルと仲直りしたいだけ」。
仲直りできなくても、マヒルの本心が聞ければいい。

でも、星見キクがマヒルを騙して悲しませるなら、
その時はマヒルをどんな手を使っても取り戻す。

コウくんの顔が怖すぎる。

半吸血鬼化してる間に、
自分がやりたいことが明確になったから、
覚悟が決まったのかな。

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新キャラの吸血鬼が乱入。
ナズナ、コウは顔と名前が一致している。
でも、目代とアキラについてはよくわかってない。
彼の言動から「探偵」を探してるっぽい。
ナズナとコウを無力化して、アキラと目代さんの二人を攫ったから、「探偵を攫う」が目的か。

この吸血鬼が突然出てきて二人を誘拐する理由もないから、
星見キクの関係者か。

ただ彼はコウが半吸血鬼化してることを知らなかったこと。
人間だと思ってた相手が、まさか跳躍して一発ぶん殴りにくるなって思わないよね。


よふかしのうた(9): 少年サンデーコミックス コミック 2021/11/18