だから、吸血鬼を憎んだ。よふかしのうた 第82夜「やぁ、吸血鬼」 このエントリーをはてなブックマークに追加 だから、吸血鬼を憎んだ。よふかしのうた 第82夜「やぁ、吸血鬼」

よふかしのうた 第82夜「やぁ、吸血鬼」

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目代さんの家を訪れたナズナは、そこで何があったかはわからない。
ナズナに何があったかを聞かれても「別になにも」と目代さんは答えたし、

目代さんからナズナへの質問
「七草もあの時私を殺せたのか? お前も血を吸って人を殺せるんだな?」
ナズナの回答は「致死量を吸えば」。
この質問自体はただの確認みたいなものだったんだろうな。

もしかしたら、
自分の父親がおかしいだけで、ナズナにそれができないのかもしれないと思ったのかも。
でも、やっぱりただの事実確認だよな。

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目代さんは自分は吸血鬼になれないと宣言した。
自分の家族を崩壊させた「吸血鬼」相手に、恋心なんて持てないよな。
だから、目代さんはナズナの眷属にはならない。
で、これが二人を袂を分かった日。

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時間が戻って回想は終わり。
同時に姿を現したのが、探偵鶯餡子。
いや、目代さん。
考えてみたら、この鶯餡子とナズナって直接遭遇してないんだよね。

答えがわかってしまえば、「あっ!」と思ったんだけど、
よふかしのうた 第55夜「ほんとうにそれなんだ」の
冒頭に登場しているのが目代さんじゃん......。
ライターも、制服も、髪型も......一致してるじゃん。
なぜもっと早く気が付かなかったのか。
なんなら、鶯餡子が使ってるライター、そのままじゃんね......。
気が付け、自分。

鶯餡子は夜守コウが吸血鬼になることを止めたがっている。
でも、コウがそう簡単に納得するわけはないから、場合によっては強行手段に出る。

鶯餡子の次のターゲットは、平田ニコかな。
どうなるかな。

鶯餡子が目代さんということがわかったことで、
彼女が「星見キク」に対してすごい殺意を抱いていた理由もなんとなく見えたか。
星見キクが自分の父親を眷属にした吸血鬼だというのを調べたんだろう。


よふかしのうた (7) (少年サンデーコミックス) コミック 2021/4/16