言い方ってもんがあるだろうに。よふかしのうた 第75夜「お好きに」 このエントリーをはてなブックマークに追加 言い方ってもんがあるだろうに。よふかしのうた 第75夜「お好きに」

よふかしのうた 第75夜「お好きに」

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今回から七草ナズナの過去編。
時間的には10年前。

ナズナとしては、吸血鬼ってなんだろう、人間ってなんだろうという疑問が、
抜け落ちて日常を送っていた時期。
このときにはカブラにべったりだったことを忘れている。
そのことにニコは疑問を持っていたけど、彼女の推測だとナズナは人間の血を吸わないから、
人間から感情を取り込むことがないから、それが原因なのか?と推定してる。

もう一つニコに発言で気になるのは
「死んでないってことは10年以内に吸っているはず」
の部分。
吸血鬼が空腹で死ぬにはだいたい10年血を吸わなければ死ぬのか。

これもある種、吸血鬼の殺し方だな。
ただ時間が掛かるけど......。

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ニコの誘いで定時制高校に通うことにしたけど、
基本的に人との接し方がわかってないから、
他の生徒が笑っても理由がわからないし、言葉の加減もわからない。

お前は変わってないのか?と聞かれて、一般的な人間だと思うけどと返して、
「平均的で特徴がない人間ってこと?」
と言われたら、そりゃあ相手の生徒も泣くわ。

でも、相手がなんで泣いたかをナズナはわかってない。

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ヒマだからと少し早めに学校にきて静かな部屋だと思って、
ナズナが入ったのが文芸部の部室。

そこにいたのが目代さん。
ナズナが文芸部の部室にいることは「お好きに」という感じ。、

寝ているナズナにキスしようとしたり、
目代さんはなんというか変わった人だね。

ナズナからみても目代さんは変わってる。
逆に目代さんからみてナズナは変わっている。
お互い変わっているもの同士惹かれた部分があったんだろう。

これが2人の出会い。

目代さんが消えたこととか、両親のことを知ってるけど、
それでも初対面の雰囲気がいいから、このまま行けばナズナの眷属になりそうな気はするよなー。
でもそうはならなかったんだよな。
何が起きるのやら。


よふかしのうた (6) (少年サンデーコミックス) (日本語) コミック 2021/1/18