自分の世界観を押しつけてくるのはまずい。 よふかしのうた 第71夜「私をここから連れ出してくれる」 このエントリーをはてなブックマークに追加 自分の世界観を押しつけてくるのはまずい。 よふかしのうた 第71夜「私をここから連れ出してくれる」

よふかしのうた 第71夜「私をここから連れ出してくれる」

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そういえば先週コウは初対面の女の子に迫られていましたね。
名前は「リラ」。
ノータイムで付き合ってと言い出したのでたぶんやばい。
運命ってあるかどうかも言い出したのでやっぱりやばい。
コウを見て、ここから連れ出してくれる王子様だと思ったらしい。
うん。やばい。
会話も噛み合わないし、まずいね。
これはコウくんピンチだと思うよ。

たぶんリラは、自分の中に描いている物語があって、
そこに人を当てはめて進行するタイプだ。

だから、リラの「好き」っていう気持ちを否定すると怖いよ。

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一方のナズナは、目代ちゃんのことを思い出してた。
気が強くて男が苦手で、よく本を読んでる女の子。
10年前にナズナが暇つぶしで夜間学校の生徒をやっていた時の友達。
コウよりも前にいた最初の友達。

ナズナはそれを否定も肯定もしなかった。
目代ちゃんとはお互いの関係性を確認したわけではないからわからない。

で、目代ちゃん、母親は殺されて、父親は消息不明らしい。
ニコはそれを気にしてるみたいかな。
こういった形で「目代ちゃんの事情」が出てきたということは、
この先の話で関係してくるのか。

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コウくんの方はリラのペースに巻き込まれてる。

コウが「好き」を否定したからリラが泣いてしまっている。
泣いてる女の子を王子様は優しく慰めないといけない。
今の状況ではそれに付き合うしかない。
コウとリラの状況にナズナが加わるとろくなことにならなそう。


よふかしのうた (6) (少年サンデーコミックス) (日本語) コミック 2021/1/18