What A Wonderful World 16
ハヤテのごとく! 第564話「すべては君を愛するために」
ヒナギクが姫神を倒したけど、王玉は簡単には手に入らない。
前回の引きで咲夜が驚いていたのは、王玉が封印処理かな、ガードが掛っている状態にあったから。
保険として施されたそれを破るのは難しく時間が掛る。
その間にヒスイが目覚める。
そこまで言われたら、作戦変更。
先にハヤテを目覚めさせる。
意識に呼びかける装置があるから、それを使えばどうにかできるかもしれない。
けど、ハヤテは目覚めることを強烈に拒否している。
拒否の理由は、母親から「罪の報い」と言われ、自分が原因だと思っているから。
それでもハヤテと繋がりの強い人なら、可能性はあるかもしれない。
マリアさんがいない今、それの役目は西沢さんとなった。
アテネが西沢さんを見つけて、彼を助けてとお願いした。
よかった......西沢さんは、あのまま何もエピソードもなく、終わったら辛すぎた。
ハヤテは自分の意志の中で、敵と戦い続けていた。
こんな報いを。
こんな結末を。
こんなことになるなら、あの日、ナギと出会わなければよかった。
西沢さんがハヤテを目覚めさせようとしている一方で、ヒスイは自力で目を醒ました。
......ホント、この子すごいな。
先にヒスイが目を醒ましてしまったから、だいぶピンチでは?
もしも、ナギを誘拐しようとした一年前の12月24日に、ナギと出会わなければどうなっていたか。
それにしても、あの日、ナギと出会わなければ、ナギの方は姫神が助けていたけど、
ハヤテはどうなっていたんだろう。
それが今回(あと次回で)描かれているわけだけど、
「もしも」西沢さんとハヤテが出会っていれば、
二人で借金取りから逃げ続ける話になっていたのかな。
ナギとの出会いがなければ、
咲夜や伊澄と出会わない、白皇にもいかない、アテネとの再会もなかった。
ニアミスぐらいはしただろう。
メインは宗谷くんたちが出てきて、もしかしたらイクサぐらいは出会うかもしれない。
全く別な物語になる。
ifの話って、カバー裏でやってたなーと思ったら、
で、いよいよ西沢さんのラストフェーズむしろ逆で西沢さんのこの話があったから、 コミックスのカバー裏でバッドエンドな話をやっていたのか。
『もしも、君を見つけていたら』編です。
むかーしお話ししたかもしれませんが
これをね、連載当初から
ずっとやりたかったわけですよ。
最初のころから単行本のカバー裏で
バッドエンドとか、もしも話を色々していたのは
ほぼ、ここからの派生です。
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