What A Wonderful World 4
ハヤテのごとく! 第552話「儚くとも永久のカナシ」
成体に戻れたこともあって、アテネはムラサキノヤカタを去ることに。
ヒナギクは元々
ハヤテのごとく!301話「子はかすがいかもしれない。まだかすがってないけど」
ハヤテのごとく!302話「ウチにおいでよ」
の流れで、アテネ(アリス)の都合でヒナギクも一緒にムラサキノヤカタに住まないといけないことや、ハヤテの説得などもあったから、ヒナギクはムラサキノヤカタに住んでいたわけで。
なのでアテネ(アリス)がいなくなるということは、ムラサキノヤカタにヒナギクがいる理由がないということ。
始まりの理由はどうであれ、ヒナギクからすれば好きな人と一緒にいられる口実でもあるよな。
ただ、アテネが指摘しているように、一緒にいてなに一つ気持ちを伝わらず、伝えられずにいるなら、
その想いはハヤテに一生伝わらない。
厳しいことを言ってるようかもしれないけど、これはアテネなりにヒナギクをけしかけてる。
ハヤテに想いを寄せているのはもう一人いる。
西沢さん。
ヒナギクからアテネが、ハヤテの元カノだと聞かされて思うところはすごくある。
まだ未練はあるんですか?
アテネがまだハヤテに想いを持っているのは確かだけど
なんで西沢さんがこの質問をしたんだろう?と思った。
彼女がみたアテネの表情とかから何かを察したのかな?
ミコノス島でハヤテとアテネが再会した時は、
互いに大事に想い合う気持ちというのはあった。
でもハヤテの中にあるのは別の人だから、自分の気持ちに蓋をした。
蓋をしただけの気持ちなんだから、そりゃあ溢れることもあって、未練にもなる。
他の誰よりも、自分が一番ハヤテのことを好きだ。
そこまで言える西沢さんは本当に凄い。
アテネにとって、ハヤテと過ごした日々というのは過ぎ去ってしまったものだし、
やり直せるなら今度は真っ当に出会いって一緒に居たい。
だからこそ、ハッキリとハヤテのことを好きだと言える西沢さんのことは羨ましいと思っているんじゃないかな。
「いつか大人になったら、あなたとお友達になりたい」
とアリスが言っていたとアテネ。
アリスがアテネだとは知らない西沢さんにはわからないのかもしれないけど、
それはアテネが、いつか西沢さんと友達になりたいということ。
きっとそれはハヤテのごとく!の物語の後だろうな。
さて、今回、アテネが西沢さんとヒナギクの二人の恋心を揺さぶることになった。
これがキッカケになって、二人の恋は動くのだろうか?
最終章の中で何らかの結末が迎えられればいいかな。
ハヤテのごとく! 49 「厳選!初だし! 超レアイラスト集」付き限定版 (少年サンデーコミックス) | |
畑 健二郎 小学館 2016-10-18 売り上げランキング : 121 Amazonで詳しく見るby G-Tools |