それが声優!　第13話

イヤホンズのライブが終わった。
けど、最底辺の声優の双葉にとって重要なイベントが残っている。
それは事務所の査定だ！
事務所に残れるかどうかが決まる大事なイベント。

ライブが終わってから一ヶ月経過しているけど、
双葉はいつまでもライブ楽しかったなーと状態――燃え尽き症候群
危ういな。
良かったのは昔の事、問題はこれからのことですよ。
どうすんだ？

双葉は自分自身で成長したと感じているけど、
紺野マネージャーはそれは自分で判断するものじゃないと話をしてくれる。

双葉は成長したけど、その成長は本人が評価するわけではない、双葉の場合は事務所が
成長したと評価して、今後も青空プロダクションが必要とするかどうか。

双葉の査定の対象は、過去二年間。
いちごは査定システムを優しいシステムだという。
だらだら声優を続けるよりも、諦めさせるというのは優しさかもしれないけど、
果たして本当に優しいシステムなのかは疑問がある。
確かに声優をやめるきっかけを与えてくれるだろうけど、
事務所としては単純に商品として使えないと判断しただけとも考えられる（それが優しいのかはわかりません）

思い出しして手帳を開いてみると、スケジュールが真っ白だった時期もある。
そういう時は集さんが気に掛けてくれたり、同期が励ましてくれたりしてくれた。
双葉の同期は別の事務所に移籍したり、婚約したり......周りは変わっている。
周りからみると双葉は、まだエリートである方らしい。

困ったときの汐留さん。
汐留さんは双葉の話を聞いて優しく厳しいことを教えてくれた。
自分は恵まれている、運がよかっただけ。
そういう話を聞いて、汐留さんは軸足が定まってないからだと言う。
五年後、十年後など長期的に自分がどうなっているか。
今後、どうなりたいか。声優のキャリアプランですね。
長期プランがないなら、声優を続ける意味が無い。そういうことを査定で言われることもあるらしい。
浅野真澄さん本人が出てきて将来どうなりたいか「お金持ち」迷いないな。

他の二人は長期的にどうなっているのか。
いちごは歌って踊れる声優アイドル姫。
鈴ちゃんは将来よりも、今の高校には入れるかどうかが問題だ。

鈴ちゃんは高校受験。
いちごはふるさときゃらのオーディション
双葉は査定。
それぞれイベントがある。

いちばん重たいのはやはり双葉の査定の話だな。

事務所に入るなり、査定終わった子が泣いてる......。
怖いな。

やっと双葉の番、査定面接はなんかものすごく重たい空気......。
そりゃあ、そうよね。
これからどうするのかが決まる場である。

今の自分をどう思う？
まだまだこれからだと思う。
そりゃあ、双葉はイヤホンズ以外目立ったものがないもんな。

査定の前にリストが配られて、この人は！と思ったら○をつける。
で、双葉を評価してくれたのは二人。
これだけ聞くとダメだろうな......となってしまう。
というか、ダメだろう。

これからも声優を続けられるなら、どういう声優になりたいか？

息が長い声優になりたい。
自分が考える一ノ瀬双葉の売りは図太いちょっと鈍くさいところ、たくましさ。
逞しさ活かして長くやりたい。
ヒロインをやるよりも、長く声優を続けることは難しい。
たった一言でもいいからセリフのある声優になりたい。

いちごはオーディションに合格して、鈴ちゃんも入試はどうにか。
双葉は純所属にはなれなかったけど、事務所には残れる。
保留という状態。
あと一年猶予が与えられる。
この一年どうなるかが決まるから、双葉にとって大事な一年。
いや、これまでの二年も大事なんですけどね！

『それが声優！』全13話、ご覧いただき本当にありがとうございました！Blu-ray＆DVDが明日発売になります。海原さんのデカい案件が実現するかどうかは、皆様の応援次第です！ #それが声優

— 畑健二郎@それが声優！ＴＶアニメ化 (@hatakenjiro) 2015, 9月 29

最後に海原プロデューサーが持ってきた企画はBlu-rayの売上げ次第。
アニメはBlu-rayやDVDが売れるかどうかは非常に大事で
どれだけ人気あっても円盤うれないと二期もないですかね。

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