ハヤテのごとく！ 第450話「応募してね」

アテネはずっとイクサに会いたかったけど、当のイクサは記憶を失ってる。
悠長に記憶が戻るのを待つほど、アテネには時間がないのでちょっと強行手段へ。
記憶回復ハンマー！
そんな便利なものをもっているのか。
これで一発殴れば記憶が戻る。
けど、そんな簡単にイクサが殴らせてくれるわけがない。
アテネが意地になったら、イクサも全力で応えてるし、長期戦は避けられないんじゃないかな。
やっぱりアテネが元の姿に戻ってられる時間は僅かで、およそ10分弱。
少なすぎるな。

避け続けてるイクサに、アテネは王族の庭城の話をする。
十年前、王族の力を持ち出したのはイクサなのかどうかを、確認したかった。
でも、知ってる人は知ってるように25巻あたりで紫子が王族の庭城になんなく入れているので、あの人が持ち去ったんだろうよ。

王族の庭城の話を聞かされて、断片的に十年前のことを思い出してきた。
王族の庭城から脱出したあと、イクサは紫子と会っていた。

助けなきゃならない友達が待ってるの。

そういって紫子は王族の庭城へ。
うーん。
紫子が言ってる「助けないといけない友達」とは誰なのか？

紫子の友人と言えば、鷺ノ宮 初穂と橘 美琴の二人あたりだろう。
このどちかが王族の庭城へいったのか？
でも、それはなんか違う気がする。
かといってマリアさんか？というと、マリアさんは、天球の鏡でミコノス島にいるところが描かれていたのでそれも違う。
誰だろうか？

思い出せそうで思い出せないイクサ。
しまいには「過去の思い出にこだわって......一体なんの意味があるというんだ！」とかまで言い出す。
さすがにアテネもカチンくる。
十年前に助けてくれた、その事実がアテネにとっては大事な思い出なわけだけど、
それを否定された気分だろう。

王族の力を持ち去ったのが誰かというのもアテネには大事なことだったけど、
ずっと言いたかったのは、十年前に助けてくれてありがとう。
ということ。

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