それは確かに幸せのかけらだったのかもしれない。 ハヤテのごとく! 第436話「夢の中のサンタクロース」 このエントリーをはてなブックマークに追加 それは確かに幸せのかけらだったのかもしれない。 ハヤテのごとく! 第436話「夢の中のサンタクロース」

ハヤテのごとく! 第436話「夢の中のサンタクロース」

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煽り文が10年前の12/24といってるけど、それだと時系列が合うのか
疑問なんだけど......まあ、正解わからないから煽り文が正しいのかな......。

さて帝がハヤテの不幸ぐあいを改めて確かめる。
バナナの皮を投げ捨てれば、踏んでこける。
犬には吠えられる。
カラスには突っつかれる。
車には水を掛けられる。
子供のうちでこれだけ不幸なら、確かに王玉を渡しておけば
いつかは王族の庭城への道が開ける。
ただ、ハヤテは帝が思っている以上に不幸だったんじゃないかと思う。

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ハヤテが空きビン592本を回収してそれを渡して、1776円を得るはずが
1000円だと言われ、さらにはそのお金を父親にマルッと持っていかれる。
手元には何も残らない。
けど、ハヤテはそれすら喜んで受け入れる。
子供の頃だと、やっぱり家庭/家族が世界の全てで、親なんかそれこそ神様に近い。
だから、子供のハヤテは、理不尽なことも受け入れるし、両親の詐欺行為のようなものも
喜んで手伝ってしまう。
それが悪いことだという認識がないから。

不幸を不幸と思っていない、だから負の感情の爆発もおきないと帝は考えてるけど
こういった状況をみて、帝は非情になれなかったんじゃないかと思う。

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王玉を「幸せのかけら」といって、ハヤテに渡したのは
王族の庭城への道を開かせるという目的とは実はズレていたんじゃないかな。
欲しいものがあるなら、自分の力で獲りにいけ。
無意味な人生にしたくないなら戦え。
不運な未来に絶望するかもしれない。
最後に笑うのはきっと、ひたむきでマジメなやつだから。

帝がハヤテにいった一連の言葉は、王族の庭城への道を開かせるために言ったのとは違うんじゃないかな。
結果的に、この言葉がキッカケでハヤテは王族の庭城への道を開くことになるわけなんだけど。
やっぱり帝はハヤテに対して、同情の念を持ってしまったんじゃないかな。
王玉をハヤテにあげておいて、その一方でアテネに対しては王玉をなくしたと嘘をついた。
ハヤテに渡した王族の庭城への道が開くとは思っていなくて、
子供のハヤテにとって、お守りのようなものとして王玉を渡したのかな。
そのお守りを支えに、頑張らせようと。

それにしてもあんまりにもハヤテが不幸だから、
両親と帝が繋がってるのかと思っていた時期もありました。
けど、両親と帝の間に繋がりなんてないんだろう。
本当にハヤテの両親が、人としてダメなヤツなんだとわかりました。


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