ハヤテのごとく! 第312話「カラオケは一人でも楽しい」
ハヤテと水蓮寺ルカの再会。
これはルカにとってはあまりにも予想外の出来事だっただろう。
ハルさんに会いに来たら、名前も連絡先も聞いていなかったハヤテと再会したのだから。
何も言わずにいなくなってしまったことは、ルカにとってショックだったからこそ、
再会は嬉しいもの。
ハルが1~2時間帰れそうもないといっても何ら問題ない。
その間だルカは、ハヤテ(女装)との時間が得られるのだから。
でこの前の同人即売会のお礼をまだしていなかったので、
なんでもいいから言ってみて※常識の範囲内で。
ハヤテが悩んで思いついたのは、「歌」。
ライブ会場で聞いたルカの歌の、CDが欲しい。
それだけ、ルカの歌はすごかった。
マリアさんは趣味のカラオケをできないことを残念がっていた。
三千院邸にいるときは、防音室があったから、気兼ねなく歌うことができた。
さすがにムラサキノヤカタには防音室なんてない。
だからカラオケもできてなかった。
そんなマリアさんの目に飛び込んできたのは、カラオケ屋。
......まあ、一般人は防音室なんてないから、カラオケ屋にいくわけだが。
で、マリアさんはヒトカラデビューを果たした。
マリアさんがヒトカラに足を踏み入れたころ、ハヤテはルカの歌声に圧倒されていた。
一人気アイドルが、カラオケルームで、曲を披露されれば、それはホントに圧倒的だと思う。
歌を誉められたからかハヤテと再会できたからか、ルカは自分の過去を話し始めた。
両親が元々小さな芸能事務所をやっていたこと、歌やダンスも習っていたこと。
両親がいろんな人にダマされて、芸能事務所がなくなってしまった。
だからルカは人に嘘を吐かれるのが凄く苦手。
ダマされて芸能事務所がなくなって、借金背負って、両親は消えたのか。
嘘が苦手......目の前のハヤテは現在進行形でどんどん嘘をついてるわけだけど。
とりあえず、ハヤテはマリアさんに、女装して、なんだか女の子とカラオケを楽しむ姿を
見られたわけなのでピンチなわけで。
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