ああ、間違いなく君は悪女だ。 月光 このエントリーをはてなブックマークに追加 ああ、間違いなく君は悪女だ。 月光

月光 (電撃文庫 ま 12-1)

月森葉子と野々宮くんのお話。
正直言って、私の好みの作品です。
これほどまでに、好みに合致してる作品は久しぶり。

月森葉子(表紙の女の子)もかわいいけど、作内で登場する宇佐美もかわいい。

野々宮が月森が偶然落とした「殺しのレシピ」を手に入れたこと、そのレシピに一致した事故で月森の父親が死んだこと。
そこから野々宮と月森の関係が始まるわけだ。

前述のように、月森はかわいい
そうとてもかわいい。完璧な女の子だろう。
対する野々宮はひねくれ者というか、理屈屋かな。
話自体も「殺しのレシピ」と「月森の父親の事故」などに関して進んでいき、非常に面白いのだけど、何よりも野々宮と月森の会話が面白い。
そして、どんどん月森のことが気になっていく野々宮が楽しくて楽しくて。

ああ、人はこうやって、悪女に嵌るんだな。

実際、月森はそこまで悪女ではないけど、容姿も性格も評判がいいことをわかってる。
それを武器にしてる。それに負けていく野々宮が......。
いやー、宇佐美もかなりよかった。

でも、私は月森と野々宮が!!

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