ONE PIECE 第585話「兄弟杯」
この頃から、ゴムゴムの銃の練習をしていたんだな。
でも、まだうまくできてないから、地面を殴って自分の顔面を殴ってしまってる。
エースとルフィだと、エースの方が強い。
サボとルフィだと、サボが強い。
サボとエースだとほぼ互角だけど、エースの方が強い。
エースが強いのはなんとなくわかる気がするけど、サボがルフィより強いのは意外かな。
でも、不確かな物の終着駅で生活していたのだから、そのぐらいの強さはあるのか。
その不確かな物の終着駅の生活は、一日二回運ばれてくるゴミ漁りが重要。
使えるものや、食い物などなど、不確かな物の終着駅の住民には貴重な宝の山。
再生した物資を街で売ってお金を稼ぐ。
不確かな物の終着駅があるゴア王国。
東の海でもっとも美しい国、そして「王族」と「貴族」が暮らしている街がある。
美しい国と言われるために、いるものといらないものを区別し「隔離」した。
綺麗なものを成り立たせるために、切り捨ててるものがある。
ルフィとエース、サボは食い逃げ。
かなりの常習犯。
逃走途中のサボに声をかけるおじさん。
お前、生きていたのか。
明らかにサボを知っているようだし、どことなくサボに似てる雰囲気がある。
エースとルフィに、話せといわれて渋々自分のことを話し始めた。
声をかけてきたのは、サボの父親。
サボは貴族の生まれだった。
わざわざ不確かな物の終着駅に住んでいるのは、
父親も母親も「地位」と「財産」を守ってくれる存在が欲しいだけ、
サボでなくてもいい。
世間体を気にする親とかと一緒ですよね。
結局、世間に対してよく思われたいというのを、
子供に押しつけてるという。
改めて、サボ達は一緒に海賊になることを誓う。
ルフィは海賊じゃなくて、海賊王になることがこの時から目標だった。
エースが取り出したのは、ダダンのところから盗んできた酒。
杯を交わすと兄弟になれる。
同じ船に乗れなくても、海のどこにいても、三人は兄弟であることを誓った。
これで、ルフィとエースは兄弟になったんだな。
それからの日々はあっという間に過ぎていった。
でも、それはずっと続くワケじゃなかった。
サボの父親が、ブルージャムを金で雇ってサボを取り返しにきた。
子供が産んでもらった親の言いなりに、生きるのは当然の義務。
だから、取り返しにきた。
ブルージャムにルフィとエースを始末しろと。
まだ、子供のルフィとエースじゃ、ブルージャムには勝てないだろうな。
だから、サボは親の言うとおりに生きることにして、ルフィとエースを許してもらうようにお願いした。
サボがこのあとどうなるかな。
貴族として生きるのであれば、貴族側から世界を変えることもできそうだけど。
「世界貴族」、「王族」、「貴族」っていう順で権力があるのかなー。
やっぱり、サボは海に出ていない気がするな。
ONE PIECE 58 (ジャンプコミックス) | |
集英社 2010-06-04 売り上げランキング : Amazonで詳しく見るby G-Tools |