べるぜバブ バブ61「次の戦いは」
退学処分に関して教師から説明があった。
聖石矢魔の生徒にも非があったことは認める。
でも、退学処分はそれを考慮した上での処分。
古市は自分が何もしてないのに、退学処分になるのは納得できない。
本当に何もしてないんだけどな......。
でも、教師からしたら、"智将"とか言われて、入れ知恵をしたんだろ? いわば主犯だろ?
......古市どんまい。
古市を庇うこともあったけど、葵は今回の一件は自分に責任があるといいだした。
そもそも葵が止めることができたら、このような事態にはならなかった。
だから、それができなかった自分が退学処分になることはしかたがない。
他の生徒は聖石矢魔の生徒たちと同じ処分にして欲しい。
ちなみに、聖石矢魔の生徒は、城山を殴った三人が処分の対象。
それぞれ、二週間の停学処分。
六騎聖に関しては処分なし。
多少の制裁行為が認められてるため。
実際生徒に制作行為を認めていたら、それはそれで問題になるわけで。
六騎聖は多少の実力行使が認められてて、石矢魔の生徒には認めらてないから、そこに文句がでても当然だろうな。
男鹿と東条にはそんなことはどうでもよかった。
さっさと戦いたくて仕方がない。
......ホントに話を聞いてないな。
このままだと、男鹿と東条がなにを起こすかわからない。
教師側の提案は、一ヶ月後の学園祭で六騎聖とスポーツ対決する場を設けようというものだった。
もちろん、六騎聖が有利にならないように、種目に考慮する。
で、六騎聖が勝ったら退学処分失効。
石矢魔が勝ったら、六騎聖から権限を取り下げる。
六騎聖へのリスクは姫川からの提案。
相手がリスクを負わないのはつまらないからな。
ここまでの流れは出馬のシナリオ通り。
当然、負ける気はない。
で、突然の転校生。
ヒルダが転校してきた?!
あー、まあこうしないとヒルダの出番ってないからな......。
ただ、葵からしたら本妻登場で、頭痛のタネが増えたわけだな。
男鹿と古市にとっても、心休まる時間が減ったわけだ。
で、ヒルダの目的はなんだろうね。
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